リベラリズムはなぜ失敗したのか

リベラリズムはなぜ失敗したのか

日本経済新聞(2025/06/28)、クーリエジャポン(2025/05/10)などでインタビューが相次ぐ注目の著者。
多くの民主主義国家で不平等が拡大し、強権政治が台頭し、リベラリズムが機能不全となっている。注目の政治学者が政治、経済、教育、テクノロジーといった様々な分野で見られる問題を検証し、失敗の原因と是正をさぐる。宇野重規(東京大学社会科学研究所教授)解説。

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リベラリズムはなぜ失敗したのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    西側自由社会に生きる我々にとって、所与のものである自由主義そのものに問題がある、と認識を根底から崩してくる本。非常に興味深く、また危険な書だ。
     ここでいう自由主義=リベラリズムとは、カマラ・ハリスが大統領選で訴えたものではなく、ましてや日本の「リベラル」の浅薄なものではない。ホッブスやロック、ミル

    0
    2025年08月06日

    Posted by ブクログ

    バラク・オバマが高く評価したという本。近代初期のリベラリズムは、自立した個人が生み出す体制を目指した。人間の多様な才能の保護、財産を獲得する多種多様な才能のどれをも等しく保護する結果、その程度と種類とを異にするさまざまな財産の所有がただちに生ずる。そして順調に格差は拡大、広範囲に定着する。個人を理不

    0
    2025年04月07日

    Posted by ブクログ

     「リベラリズムの失敗」とは何か?「序」を見る限りでは、以下のようなことが指摘されている。経済尺度でのメリトクラシー、金権政治、地理的疎外、市民性の基礎となる教育の喪失、人間-技術の主従逆転 等。著者は政治哲学者なので、社会学履修者から見るともっと実証的な話が欲しくなる。

     一方で、リベラリズムが

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    リベラリズムは個人を伝統的な社会や組織の束縛から解放することを目指すものであったはずである。ところが現実に起きていることは、個人が国家と市場に支配される極端な格差社会に投げ入れられるという事態である。
    なぜこのようなことが起きたのか。
    リベラリストはリベラリズムの不徹底によると言う。著者は、リベラリ

    0
    2023年03月26日

    Posted by ブクログ

    著者はパトリックデニーン、ノートルダム大学政治科学部教授であり政治学者。そりゃもうゴリゴリの保守とゆうか、共同体主義でビビった。こんなにハードな共同体主義の人の思想に数時間付き合ったの生まれて初めててめちゃくちゃ疲れてしんどい。平積みされてたから気軽に買っただけだったのに!やだもう!

    6割強の部分

    0
    2020年03月29日

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