岩倉拓作品一覧

  • 臨床談義:松木邦裕とのQ&A 学会では聞けない質問を松木先生にぶつけてみた
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    16年続いてきた松木邦裕セミナーは、精神分析の知や視点を学ぶ目的で始まった。次第にセミナーは精神分析を現場に活かせるのか?何が肝なのか?など学会では聞きづらい臨床の問いを松木にぶつける「臨床談義」へと発展していった。編纂はセミナーを見つめてきた岩倉拓・佐藤幸江である。ユーモアとペーソスに満ちた58の対話には、こころを真摯に見つめ続けてきた松木の叡智が光り、読者の臨床と人生に深い影響を与えるだろう。

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  • 精神分析的サポーティブセラピー(POST)入門
    4.8
    精神分析を起源として独自の発展を遂げる,しかしこれまで決して名づけられることのなかった「ありふれた臨床」――――精神分析的サポーティブセラピー(Psychoanalysis Originated Supportive Therapy : POST)。「POST」とはどのような理論的基盤をもち,臨床フィールドにおいていかに実践されているのか,2つの事例とその逐次的解説を通じて「POST」の魅力と実践可能性を紹介する。 第1の事例では,「初期――混乱した出会いとPOSTのアセスメント」「中期――主治医との連携,環境のマネジメント,心理教育的アプローチ」「後期――頻度の変更,そして終結へ」を,第2の事例では,初期――精神分析的セラピー? POST?」「中期――転移の理解とPOSTの使用法」「後期――POSTから精神分析的セラピーへの移行」を,クライエントとセラピストのスクリプト,セラピストの自己内対話,セラピーの概要を記述したレポートからなる立体的な構成で紹介する。 続く「解説編」では2つの事例を踏まえて数々の実践上の問いを探究する――――アセスメント面接において何を考えるべきか? POSTはどのようなケースに向いているのか? POSTの中期はどう展開するのか? 介入において何を工夫すべきか? POSTの終盤をいかにガイドすべきか POST終結と精神分析的セラピーへの移行をどう判断すべきか? POSTという実践の鳥観図となる「POSTの精霊――――「東京」で出会った心理士たち」(東畑開人)を付した,精神分析的サポーティブセラピー(POST)を今ある臨床実践に接ぎ木して根づかせていくための「はじめてのPOST実践ガイド」。

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