ぽりごん。作品一覧

  • 僕らは『読み』を間違える
    4.4
    学生という生き物は、日々「わからないこと」の答えを探している。 明日のテストの解答、クラス内の評判、好きなあの子が好きな人。 かく言う僕・竹久優真も、とある問いに直面していた。 消しゴムに書かれていた『あなたのことが好きです』について。 それは憧れの文学少女・若宮雅との両想いを確信した証拠であり、しかしその恋は玉砕に終わった。 つまり他の誰かが? 高校に入学した春、その“勘違い”は動き出す。 「ちょうどいいところにいた。ちょっと困っていたとこなんだよ」 太陽少女・宗像瀬奈が拾い集めてくる学園の小さな謎たち―― それらは、いくつもの恋路が絡みあう事件《ミステリー》だったんだ。
  • 小説版メイクアガール メイクマイセルフ
    -
    「明君が二人いればよかったのにね」 研究に没頭する明に対する茜の軽口を真に受けて、明は自分の複製ロボを作った。『ロボ明』はインストールされた記憶を頼りに学校へ通う役割を与えられる。しかし、明と同様に結局学校で様々な騒動を起こし……何だかんだ茜に世話して貰っていた。 「ほら、味の感想を聞かせてよ。私は『あなた』の感想が聞きたいの」 「凄いじゃん、ロボ明くん!」 茜との交流を重ねる度に「明本人と茜の関係が深まった記憶」が再生され”何か”を感じ始める。そして、彼は次第に「自分自身とは何なのか」「僕は何者なのか」と疑問を持ち始め──。 映画『メイクアガール』のスピンオフが登場。
  • 不登校の幼馴染が学校に行く条件は、毎日俺とキスすることだった
    4.5
     高二の宏樹の日課は不登校の幼馴染ユキの家に毎日通うこと。何度呼びかけても部屋から出てこない彼女に宏樹は最後の手段を使う――。 「何か俺にできることない? 何でもするから」 「……それなら、毎日私とキスして。そしたら学校に行く」  彼女の真意が分からぬまま、ユキの部屋で、屋上で、放課後の教室で。誰にも見つからないように何度もキスをした。 「初めてだから……上手くできないかも」 「下手くそなキスでごめんね、もっと上手くなるから」 「……続き、していい?」  俺たちは付き合ってない。なのに、どうして俺とキスするの? キミの本当の望みは? これはキスから始まるラブコメディ。
  • 宮澤くんのとびっきり愚かな恋
    4.3
     小学生の時からの幼馴染・藤代瑠音(ふじしろ るいん)は、誰だって自然と振り返ってしまうような美人だ。突き抜けるように快活で、いつでもオシャレで、みんなの注目のギャル。そして――自他ともに認めるビッチだ。常にセフレがいて、昨日も駅前でイケメンとイチャついているのを目撃した。  一方の俺こと宮澤恆(みやざわ わたる)といえば学校の日陰者で、今や瑠音とは全然縁もなくなっていたのだが……。 「ねえワタ。私たち、付き合わない?」  俺と君が? いやいや、それ絶対に裏があるじゃん。そう思いつつ、かつての初恋相手である瑠音からの告白をつい受け入れてしまい――。  性に奔放な彼女と過ごす、青くてちょっぴり危険なラブストーリー。

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