小倉将志郎作品一覧

  • MMTは何が間違いなのか?―進歩主義的なマクロ経済政策の可能性
    3.8
    MMT(Modern Money Theory=現代貨幣理論)は救世主なのか。閉塞状態を抜け出す経済学・金融政策とは何か。世界的金融学者による初の邦訳書!
  • 金融化する世界 資本主義の構造変化と現代企業行動の本質
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    【我々は破滅の「ループ」の中にいる】 世界金融危機の反省も空しく、金融は肥大化を続け、実体経済を振り回している。 余剰金のある大企業がなぜ負債を増加させているのか? 財務活動としてのM&Aの拡大が意味するものは? ビッグテックも金融に進出する理由は? 大手金融機関はなぜ活況を保てるのか?  「金融化」という知られざる枠組みを通じて、資本主義の構造変化に迫る。 【より多く、より早く求める利潤追求がもたらすものは?】 国内及び国際的な経済活動において、金融的動機・主体等の役割が増すことを金融化という。金融化は資本主義の長期的傾向であり、昨今の社会課題の発生は金融化の副作用とも捉えられる。本書では非金融企業もなぜ必然的に金融化へと向かうのか、金融化のエコシステムはなぜ維持されているのか、解明する。 大規模な金融危機と救済の繰り返しを避けるためにも、資本主義の行く末を見極めるうえでも、金融化を中心に据えたアプローチが有効な手段となる。 【目次】 序章 金融化の見取り図 第I部 企業の金融化はなぜ「必然」なのか? 第1章 「利潤の金融化」の進展 第2章 「支配の金融化」とその含意 第3章 剰余金の増大と企業負債の増大という「矛盾」 第4章 現代企業行動に決定的な含意を有する「会計の金融化」 第5章 ビッグテックの金融化が明らかにする企業の金融化の「本質」 第II部 金融化のアナトミー 第6章 世界金融危機後も揺るがない大手金融機関 第7章 金融化が内包する脆弱性 第8章 金融化の持続可能性 終章 金融化と日本経済の未来

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