五十鈴りく作品一覧

  • 東海道品川宿あやめ屋
    4.0
    時は文久二年。旅籠「つばくろ屋」の跡取りとして生まれた高弥は、生家を出て力試しをしたいと考えていた。母である佐久の後押しもあり、伝手を頼りに東海道品川宿の旅籠で修業を積むことになったのだが、道中、請状を失くし、道にも迷ってしまう。そしてどうにか辿り着いた修業先の「あやめ屋」は、薄汚れた活気のない宿で――美味しい料理と真心尽くしのもてなしが、人の心を変えていく。さびれたお宿の立て直し奮闘記。
  • 中山道板橋宿つばくろ屋
    5.0
    時は天保十四年。中山道の板橋宿に「つばくろ屋」という旅籠があった。病床の主にかわり宿を守り立てるのは、看板娘の佐久と個性豊かな奉公人たち。他の旅籠とは一味違う、美味しい料理と真心尽くしのもてなしで、疲れた旅人たちを癒やしている。けれど、時には困った事件も舞い込んで――? 旅籠の四季と人の絆が鮮やかに描かれた、心温まる時代小説。
  • わたしの番犬は過保護です。〈上〉
    NEW
    -
    「この子がブラッド。あなたの番犬よ」「この人、犬じゃないですよ!?」 街の服飾店で働くルーシャは、ひょんなことから『番犬』として雇われた粗暴な青年ブラッドと同棲生活を送ることに! 慣れない生活でお互いを意識するうち、契約を越え近づいてゆく二人の距離。謎の魔術師ジャックも現れ、いつしか関係は複雑になる。 だが、この時のルーシャは知らなかった。少し変化して見えた日常の裏で、自分を巡り大きな陰謀が渦巻き、世界の運命すら変わっていっていることを。そして自身に秘められた驚愕の真実を……。 平凡な針子と過保護な番犬の、ロマンスファンタジー!

最近チェックした作品からのおすすめ