くさの作品一覧
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5.0猫には女の怨念が乗り移っているーー!? 出世のために献身的な恋人を捨て、上司の娘に乗り換えた男。悪びれもしない男の前に、元恋人がかわいがっていたノラ猫が現われて…。(『闇の吐息』折井いずみ)「男嫌いの凶暴な猫を飼っている」という理由で、言い寄る男をかわしてきた人気ホステス。彼女は昔、タチの悪い男にひっかかった過去があり…。(『男嫌いの猫』大橋卓)人を傷つけ虐げても平然としている人間に対して、猫が復讐の化身となって恨みをはらす6つの物語を収録。(『GANEKO』は『さかたのり子傑作ミステリー GANEKO』に収録された同タイトルと同内容になります)
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-呪いの人形に魅入られた者の悲惨な末路ーー。文楽人形の撮影で京都を訪れた若い男性カメラマンとその婚約者。美しい清姫の人形に魅了され撮影に打ち込むカメラマンの前に、人形そっくりの外見と不思議な魅力を持つ美女が現われて彼を誘惑し…。(『幻華』安藤なつ)旅先で、魔女の遺骨から作られた「幸運の人形」をもらった若者。願いを叶えてくれるというその人形のおかげで彼の家族は富や名声を手にするが、それが悲劇のはじまりで…!?(『DOLL』中沢ネオ)呪われた力を持つ人形を手に入れた人間に降りかかる恐ろしい運命を描いた5作品を収録。
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-誰もいないはずの部屋に漂う不気味な気配と、住人に降りかかる不可思議な出来事。この部屋には何かある…!? 庭付きのマンションの部屋に引っ越した女は、庭に女性ものの帽子が落ちているのを見つけてから、部屋に人の気配を感じたり、帰宅すると物が移動していたりと気味の悪い出来事が続くようになり…。(『誰かいる…』成毛厚子)豪邸に引っ越した後、「この家は血に飢えている」という謎のメッセージを遺して自殺した姉のことが気にかかる妹。姉の娘の世話役として義兄も住むその家で暮らすことになった彼女は、昔の住人が書いた日記を見つけるが…。(『この世の果ての家』はざまもり)恐ろしい何かに取り憑かれた物件へ引っ越したために遭遇した恐怖を描いた5作品を収録。
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-「ここは暗くてさびしいよ…」あの世から聞こえる幼い泣き声――。10年前に子供が失踪した家にやってきた若い家政婦。彼女には「水の底は冷たい」と泣く子供の霊が視えるというが…。(『水辺の家』成毛厚子)妊娠中の妻は、引っ越し先のマンションでどこからか聞こえる赤ちゃんの泣き声に悩まされるが、その声は他の人には聞こえないようで…。(『声が聞こえる』大石エリー)この世に怨みや未練を残した霊と人間の愛憎が絡み合う事件を集めた「女たちの心霊サスペンス」シリーズ第4弾は、幼くして不幸な目に遭った子供の霊にまつわる悲しく恐ろしい6作品を収録。
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-身勝手な大人から虐待をうけて苦しんでいる子どもたちを見過ごせないーー!! 児童虐待を疑われていた草加家の母親が亡くなった。葬儀を依頼された黒渕は、遺された娘たちが家庭内の重大な問題を隠しているのではないかと疑う。秘密を抱えた遺族の前に、亡くなったはずの母親の幽霊が現われ、真実を語りだす…!! 表題作『死者は棺で眠らない』ほか、傷ついた子どもたちに救いの手を差しのべる、傑作感動ミステリー全3作品を収録!!(『死者は棺で眠らない』は『女たちの事件簿』Vol.31に、『きみは迷子』は『女たちの事件簿』Vol.14に収録された同タイトルと同内容になります)
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-突然、赤の他人の遺産相続人になっていると告げられ、相続トラブルに巻き込まれてしまったら…? 老人ホームで働く恵麻の元に届いた弁護士からの報せ。ホームの利用者だった老人が亡くなり、相続人のひとりに、なぜか恵麻の名前があげられているという。認知症が進んでいた故人は、遺言状を何通も残しており、どれが有効かも判断がつかない…。わけがわからないまま、遺族との遺産相続争いは泥沼化してしまい…!?(本作品は『ibara 残酷な女のミステリー6~遺言ミステリー~』に収録されている『遺言は眠る~相続トラブルに巻き込まれた私~』と同内容になります)