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-バーで働いているフェンは、仕事帰りの夜道、突然ナイフを持った強盗に襲われた! たまたま通りがったハンサムな男性ジョーに助けられるが、高級住宅街に住むジョーは、粗末なアパートに住んで夜遅くまで働くフェンのことを気の毒な貧乏人と思ったらしく、やたらと心配してくる。けれどもフェンの正体は、実は町の名門一族のお嬢様。フェンは家族への反抗心から家出をしているだけなのだ。その事実を隠したまま、ジョーとのあいだに恋が芽生え!?
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-ケイトはブラジルの山間部の町へやってきた。大企業ミンバスコ社の社員に英語を教えるために派遣されたのだ。到着早々、彼女は驚くべき事件に巻きこまれる。まさか滞在先のホテルに血まみれの男が倒れ込んでくるなんて!なんて恐ろしいところに来てしまったのかしら。慌てて助けを呼んだケイトは、その男の兄だというルイスから突然、無礼な言葉を浴びせかけられ、ショックを受けた。どうやらケイトが事件の主犯だと勘違いしているらしい。翌日、出社した彼女は、社長を紹介されて思わず凍りつく。目の前で、まさに昨日の尊大な男、ルイスがこちらを睨んでいた。
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-ライダーはアンナにとって、ヒーローだった。幼い初恋に胸を締めつけられたものだった。けれどライダーは伯爵様。アンナは使用人の娘。身分違いを思い知らされ、泣く泣く恋をあきらめた。なのに、ある日突然現れた彼は、財産目当てで自分の弟をたぶらかしたとアンナをなじった。私の恋心を踏みにじったばかりか、人間性まで否定するなんて!一生許さないと心に決めたアンナだが、最愛の祖父の死で、ふたりは再会した。必死で謝罪する彼に、アンナの心は揺れるが…?
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-ある夜、疲れきって仕事から帰ったアンナのもとに亡き兄に代わって領主となった幼なじみのライダーが訪ねてきた。身分の違いからアンナが淡い恋をあきらめた男性だ。久しぶりに会う彼はやつれたようすで、アンナの胸は痛んだ。ところがライダーはふいに敵意に満ちた目を彼女に向け、財産目当てに弟と結婚するつもりかとつめ寄る。身に覚えのないアンナは激怒して彼を家から追い出し、あとで誤解に気づいて謝りに来たときも門前払いにした。もうライダーとは二度とかかわりたくないと思っていた。一年後、幼い日の思い出深い地で再会するまでは。
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-ライダーはアンナにとって、ヒーローだった。幼い初恋に胸を締めつけられたものだった。けれどライダーは伯爵様。アンナは使用人の娘。身分違いを思い知らされ、泣く泣く恋をあきらめた。なのに、ある日突然現れた彼は、財産目当てで自分の弟をたぶらかしたとアンナをなじった。私の恋心を踏みにじったばかりか、人間性まで否定するなんて! 一生許さないと心に決めたアンナだが、最愛の祖父の死で、ふたりは再会した。必死で謝罪する彼に、アンナの心は揺れるが…?
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-アレックスは大叔父の葬儀に参列するためにフィレンツェへ飛んだ。大叔父は彼女に債権を遺していた。借金の取り立て先は、この地で農園を営むファルネーゼ家の兄弟だ。葬儀の席で顔を合わせた兄弟は、恨みのこもった目をアレックスに向けてくる。とくに兄のリナルドは憎悪の塊だった。どうして私がこんなに憎まれなければならないの?愕然とするアレックスに、兄弟はある企みをしかける。兄弟のどちらかが彼女をものにして、借金を相殺しようというのだ。コインを投げ、誘惑する役に決まったのはリナルドだった。
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-誰も愛さないと彼は言った。愛は心を蝕み、地獄を味わわせるからと。 ヴェネツィアのホテルの客室清掃係として働くローザは、カーニバルに沸く街で、ヴィットリオと名乗る男性と出会った。彼に誘われるまま訪れた宮殿と見紛う屋敷では、華やかな宴が。瞬く間に夢の世界へといざなわれ、彼女は身も心も捧げた。翌日、祖母の形見のイヤリングを忘れてきたと気づいて、昨夜の屋敷を訪ねたが、ヴィットリオには会えずじまいだった。数週間後、ローザは妊娠に気づき呆然とする。どうしよう? もうきっと彼には二度と会えないわ……。だが、イヤリングを手に現れた彼は驚くべき身分を明かす――。 ■純潔を捧げた男性はなんと一国の皇太子でした。彼はローザの妊娠を知るや、「一刻も早く世継ぎが必要だ」と言ってプロポーズ! けれど、そこに愛は一片もない――彼は愛を信じないばかりか、誰も愛さないと豪語し、ヴェネツィアの夢の夜は幻と消えたのです。
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3.5妹を救いたいなら言うなりになるんだ── その脅迫めいた要求からすべてが始まった。 両親亡きあと、ヴァイオレットは美術教師として堅実に働き、どんな仕事も長続きしない妹の保護者代わりになってきた。その妹に今度は勤務先の機密情報を盗んだ疑いがかけられた。妹の無実を直訴しようと社長ダミアンのもとを訪れた彼女は、魅惑的な容貌とは裏腹の冷酷さで彼から一蹴され、言葉を失う。しかもダミアンは妹を無罪放免にする代償として、自分の恋人役を演じるよう、理不尽な取り引きを持ちかけてきた。余命僅かな彼の母親を安心させるためだとはいえ、横暴すぎるわ!でも、最愛の妹を救うためには選択の余地などない。嫌悪とときめきに揺れながら、ヴァイオレットは条件をのんだ。
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2.0実家の経済的苦境を打開する手立てとして、公認会計士のハリエットは渋る父を説得し、美しく壮大な屋敷をパーティー会場として貸し出すことにした。だが、その最初の顧客としてやって来た男性にハリエットは衝撃を受けた。10年前、情熱的に結ばれ将来を誓うが、父の断固とした反対で強引に別れさせられた元恋人のジェイムズだった。大学生だった彼は今やIT関連企業のトップ。――彼の目的はいったい何? 落ちぶれた我が家を嘲笑うため? それとも私と父への復讐…!?
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-実家の経済的苦境を打開する手立てとして、公認会計士のハリエットは美しく壮大な屋敷をパーティ会場やドラマの撮影場所として貸し出すことにした。その最初の顧客に面会し、彼女は衝撃を受けた。10年前に一緒に暮らそうとまで約束しながら、父の強固な反対で強引に別れさせられた恋人だったからだ。今やIT関連企業の経営者となった彼の名はジェイムズ。彼の目的はいったいなに?落ちぶれた我が家を嘲笑しに来たの?かつての恋人の陰鬱なまなざしに、ハリエットはおののいた。■イギリスの傑作古典をもとに、現代の作家たちが新たなロマンスを描く好評企画。5月刊『幼すぎた愛』のあとを受け、今回はJ・オースティンの『説得』を題材に、C・ジョージが周囲の説得で別れた2人の再会と揺れ動く恋心を、確かな筆致で描きます。
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-実家の経済的苦境を打開する手立てとして、公認会計士のハリエットは渋る父を説得し、美しく壮大な屋敷をパーティー会場として貸し出すことにした。だが、その最初の顧客としてやって来た男性にハリエットは衝撃を受けた。10年前、情熱的に結ばれ将来を誓うが、父の断固とした反対で強引に別れさせられた元恋人のジェイムズだった。大学生だった彼は今やIT関連企業のトップ。――彼の目的はいったい何? 落ちぶれた我が家を嘲笑うため? それとも私と父への復讐…!?
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-美貌の演技派女優として人気を博してきたサヴァーナ・スターは、ある不幸な事件で顔に大けがを負い、すっぱりと引退を決めた。かわりに選んだ新しい道は、映画音楽の作曲だった。天性の才能のおかげで、彼女の仕事はまたたくまに評判となる。そんなところへ、またとないチャンスが舞いこんだ。鬼才と呼ばれる映画監督、ブレイク・ウインターズからの依頼だ。ただ、気むずかしく傲慢な彼には、一つ気になる噂があった。浮気をした先妻を、事故に見せかけて殺そうとしたというのだ。危険かもしれない。でも彼には、あらがえない魅力を感じる……。
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-モリーは今まで結婚願望とは無縁に生きてきた。そんな彼女が、ある日突然ひらめいた。そろそろ結婚して、幸せな家庭を持つのもいいんじゃない?でも、それにはまず恋をして、プロポーズされなくちゃ。あいにく、恋がどんなものかすら知らない。幸い、兄の友人のホアキンはその道の達人だ。元有名サッカー選手の彼は、常に華やかな噂が絶えない。彼ならきっと、男女の駆け引きについて詳しいはずよ。モリーはさっそくホアキンのところに押しかけた。「あなたを雇いたいの。私に恋のレッスンをしてくれない?」★ベテラン人気作家の待望の新作です。筋金入りのプレイボーイに恋のレッスンを受けることにしたモリーは、予想もしない展開に翻弄されて……。★
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-「妊娠しているのか? 君には失望したよ」 結婚まではと貞操を守ってきたウエイトレスのホリーは、それが理由で婚約者に捨てられ、絶望のどん底にいた。世界中の女性を魅了するカスペル大公に給仕するという幸運に恵まれたのに、懸命に仕事をしても涙があふれてくる。するとなんと大公が人払いをしてホリーを慰めてくれた。そして甘く誘惑され、ホリーは夢心地で純潔を捧げてしまった。だが急に大公は冷たくなり、傷ついた彼女は特別室を飛び出した。後日、妊娠に気づいた彼女の前に、カスペル大公が現れた。そして怒りもあらわに、結婚すると一方的に言い渡したのだ! *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている『愛という名の鎖』を改題した作品となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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3.0エリスはとある大手の会社の重役秘書。上司は次期社長と噂されていたが、突然左遷され、エリスも解雇を言い渡される。打ちひしがれる彼女に近づいてきたのは新社長マシュー。彼は彼女に、自分の秘書として会社にとどまらないかと提案してきた。とまどうエリスだったが、とりあえず3か月の試験雇用をひき受ける。超やり手と評判のマシューは、その日から猛烈な勢いで仕事を始め、エリスの生活は一変。やがて彼女の心のなかにマシューへの想いが芽生えはじめるが!?
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4.0ある朝秘書のエリスが出社すると、社内の状況が一変していた。頼りにしていた上司は昇進争いに破れて左遷され、彼女の居場所はなくなっていたのだ。打ちひしがれるエリスに声をかけ、慰留する人物がいた──次期社長のマシュー・カニングだ。驚いたことに、彼は自分の秘書として働かないかと言う。自ら蹴落としたライバルの秘書を雇おうとするなんて、いったいどういうつもり? 困惑しながらも、エリスは抗えない力に押されるように申し出を受け入れていた。
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-ある朝秘書のエリスが出社すると、社内の状況が一変していた。頼りにしていた上司は昇進争いに破れて左遷され、彼女の居場所はなくなっていたのだ。打ちひしがれるエリスに声をかけ、慰留する人物がいた──次期社長のマシュー・カニングだ。驚いたことに、彼は自分の秘書として働かないかと言う。自ら蹴落としたライバルの秘書を雇おうとするなんて、いったいどういうつもり? 困惑しながらも、エリスは抗えない力に押されるように申し出を受け入れていた。 *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のカバー替え版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-エリスはとある大手の会社の重役秘書。上司は次期社長と噂されていたが、突然左遷され、エリスも解雇を言い渡される。打ちひしがれる彼女に近づいてきたのは新社長マシュー。彼は彼女に、自分の秘書として会社にとどまらないかと提案してきた。とまどうエリスだったが、とりあえず3か月の試験雇用をひき受ける。超やり手と評判のマシューは、その日から猛烈な勢いで仕事を始め、エリスの生活は一変。やがて彼女の心のなかにマシューへの想いが芽生えはじめるが!?
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-遅すぎるプロポーズは虚しいだけ──王子が欲しいのは息子だけなのだから。 もうすぐ5歳になる息子を連れて街へ出かけたエマは愕然とした。5年半前、彼女を不用品のように捨てた相手がいたのだ。コンスタンチン! 美女との噂が絶えないミルス王国の王子。1年付き合った末、彼は許婚がいるからと一方的に別れを告げた。その後妊娠に気づいたエマは、厳格な両親に家を追いだされ、強盗に全財産を奪われ、コンスタンチンには連絡すら拒否されて、住み込みで働きながら一人で必死に我が子を育ててきたのだった。「その子は僕の子だな?」こちらを睨みつけ、彼が詰め寄った。お願い、私の宝物を奪わないで。エマは息子を胸にかき抱いた。 ■『ガラスの靴の片想い』に続く、ミニシリーズ〈愛と継承のはざまで〉の関連作をお届けします。王家の血を引く息子の幸せのため、王子からの求婚を受け入れたヒロイン。なぜか愛の言葉ひとつも口にしようとしない冷たい王子との生活はあまりに虚しくて……。
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-十八歳の時の自動車事故はいまだにサラの心に傷跡を残している。故郷では人目を避けてきた彼女にとって今回の姉の結婚式は、初めて誇らしい思いで帰郷できる機会になるはずだった。婚約者のルパートとともに列席する予定だったのだ。ところが今朝、彼の家を訪れると、ベッドに彼の昔の恋人がいた。ショックを受けたサラは家を飛び出し、故郷へと向かう列車に乗った。そこで偶然、幼なじみのロードリと再会する。沈んでいる様子を心配したロードリに促されるままサラは、事故のこと、ルパートとの出会い、今朝の出来事を話しはじめた。そのおかげで面倒なことになってしまうとは思いもよらずに。
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-この子は一人で育てよう―― 誰も愛せない父親の分まで私が愛せばいい。 サイラは親友の婚約披露パーティに出るためイギリスに帰国した。 8年前、親友の兄でホテル王のネイサンと付き合っていたが、 結婚など考えられないという彼に絶望し、アメリカに渡ったのだ。 今回パーティでサイラは思いがけずネイサンと再会した。 真っ青な瞳のハンサムな彼は、歳を経てさらに魅力を増していた。 サイラは親友にせがまれ、彼を含めたグループ旅行に行くことになる。 断ち切れずにいた想い。よみがえる情熱。 たとえ結婚に行き着かなくてもかまわない。今が幸せなら……。 そう自分に言い聞かせ、サイラはネイサンとベッドを共にしてしまう。 3カ月後、彼女は体の異変に気づく。まさか――?
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3.5ロンドンで経営コンサルタントをしているハリエットは、幼なじみのティムに頼まれ、誰にも内緒で3か月だけ彼の恋人のふりをすることになった。そんな彼女の前にティムの兄ジェームズが突然現れた。ふたりがつきあっているという話を聞き、心配して様子を見に来たのだ。不動産開発で巨万の富を築いたジェームズ、輝くばかりのハンサムな彼はハリエットの初恋の相手だった。久しぶりの再会にお互い惹かれあうふたり。しかし彼女はティムとの約束で真実を告げられず…!?
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-ハリエットは亡き祖母から故郷の屋敷を相続したものの、莫大な維持費を考えると、売却するしかないと思っていた。その機に乗じてきたのが、不動産開発で巨万の富を築いたジェームズ・デヴァルー。幼なじみの彼にハリエットはかつて憧れていたけれど、一度ひどく心を傷つけられてからは、大嫌いになってしまった。だが、屋敷の売却の件で久しぶりに会ったジェームズは、相変わらず男らしく魅力的だった。胸をときめかせた自分に、ハリエットはやましさを感じた。ジェームズには絶対言えない秘密を抱えていたから。■1984年にハーレクイン・イマージュでデビューして以来、C・ジョージはイギリス作家ならではの繊細な物語を今も変わらず世に送り出しています。本作品のヒロインは、10代のころに初めて恋した男性と再会したハリエット。彼に傷つけられた乙女心は、いまだに癒えておらず……。
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-ハリエットは亡き祖母から故郷の屋敷を相続したものの、莫大な維持費を出せるはずもなく、途方にくれていた。そんな彼女に屋敷を買い取りたいと申し出てきたのが、不動産開発で巨万の富を築いた初恋の人、ジェームズだった。当時13歳のハリエットの目には、ひとまわり年上で、すでに気鋭の建築家として注目されるジェームズは輝いて見えた。だがそんな彼女の想いは、彼の冷淡なひと言で瞬時に砕かれた。彼に屋敷を差しだすなんてできない。いまも私の情熱をかき立ててやまない人に近づけば、隠し通したいあの秘密をしゃべってしまいそうになるから。■ハーレクイン・イマージュの黎明期を支えたキャサリン・ジョージ。2004年刊行の本作は、初恋の人とのせつない再会の物語です。ハリエットが実弟の“婚約者”だと聞かされたジェームズは……。 *本書は、ハーレクイン・イマージュ から既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
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-ロンドンで経営コンサルタントをしているハリエットは、幼なじみのティムに頼まれ、誰にも内緒で3か月だけ彼の恋人のふりをすることになった。そんな彼女の前にティムの兄ジェームズが突然現れた。ふたりがつきあっているという話を聞き、心配して様子を見に来たのだ。不動産開発で巨万の富を築いたジェームズ、輝くばかりのハンサムな彼はハリエットの初恋の相手だった。久しぶりの再会にお互い惹かれあうふたり。しかし彼女はティムとの約束で真実を告げられず…!?