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4.0引っ込み思案で自己主張が苦手な美桜は、大学生の頃から同級生の悠に片思いをしている。二人は28歳になった今でも、よい友人として定期的に呑みに行く仲。今の心地よい関係を壊したくない思いから、美桜はなんとなくいい感じの雰囲気になっても「友達」の顔をしてはぐらかすことが癖になっていた。そんなある日、社長である悠の父親が病気で倒れたことで二人の関係に変化が生じる。多忙になった悠は仕事のストレスからか美桜に甘えるようになり、酔うと膝枕まで強請ることも! 散らかり放題の悠の部屋を片づけ、膝枕をしてあげる。そんな恋人のような振る舞いが当たり前になってしまっても、美桜は悠に思いを告げる勇気を持つことができなくて……。
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4.0こんなのヤだ、私の知ってる神保じゃない!――千川鈴には彼氏がいる。大学時代に出会って五年、周囲もびっくりな「塩対応」神保太一だ。マイペースで口下手で無表情だし気遣いゼロ。でも鈴はそんな神保だからこそ好きだった。彼がお洒落をして甘いセリフを口にするようになったらモテてしまうから……神保が好き、でも少し倦怠気味?と思っていたところに、彼が目を疑うような変化を遂げる。強引に甘美に、遠慮なく鈴の身体を求めるようになってしまった神保。鈴は今までのような愛を感じられなくなってしまうが、実は彼には激変した理由と想いがあって?不自然なまでの俺様口調&上から目線、二人は「本当の気持ち」に辿り着けるのか――?
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4.3二十歳の佳はオメガ。初めて迎えた発情期に兄から襲われそうになり、家庭での居場所も失ってしまったため、「自分の身は自分で守るしかない」と高校卒業後すぐに家を出た。コンビニでバイトをしながら一人暮らしを始めた佳だったが、粗暴でけんかっぱやい性格が災いしてクビに。おまけにアパートまで追い出されてしまい、思い余ってマッチングアプリを使い『ウリ』をしてみたのだが…。そこで出会ったのはなんと超がつく御曹司、名門・扇家の令息でグループ企業の社長を務めるアルファの麟哉だった。てっきり警察へ通報されるかと思いきや、麟哉から『婚約者のふりをするアルバイト』をしないかと持ちかけられた佳は、健気で不憫なオメガを演じながら、麟哉の豪邸で至れり尽くせりの同居生活を送ることになった。だが、本当の番になりたいと言い自分を大切にしてくれる麟哉に、真の姿をさらすことができず、次第に佳は心苦しくなっていき…。
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2.0俺だけに聞かせてくれ、その甘い声を 秘密を抱えた侯爵との恋が燃え上がり!? 主人夫妻の遺児を育てるため故郷に帰ってきたジーナは、五年前に別れたジャイルズと再会した。かつては互いに隠し事をしたまますれ違ってしまったが、ジャイルズは再会を運命とばかりにジーナを誘惑してくる。「俺を好きなら触れさせてくれ」ジャイルズの甘美な愛撫に抗えず、燻っていた恋情が煽られていく。しかし、彼の真意が見えなくて……!?
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1.7両親の勧めで父の勤める会社の御曹司・天海とお見合いをした円香。 若く美しく自信に満ち溢れた天海の姿に、「自分で釣り合うだろうか」と不安を感じたのも束の間、 少し俺様気質ではあるものの、根は優しくとても真面目な天海に、円香は急速に惹かれていく。 「この人となら、素敵な結婚生活を送れそう」 天海との将来を現実のものとして考え始めていた円香に、ついに天海からプロポーズの言葉が告げられる。 しかしそれは、円香の想い描いていたうっとりとするような甘いプロポーズ……からはあまりにかけ離れたものだった。 「結婚したら、1日1回、セックスをしたい。それを前提としても、俺と結婚してくれるか?」 26歳まで処女のまま過ごしてきた円香にとって、天海から提示されたその前提はあまりに衝撃的だった。 お見合いもデートも何もかもをスマートにリードしてくれていた彼のものとは思えない、ムードのかけらもないその言葉に面食らいながらも、天海を好きな気持ちはかわらないと、意を決してうなづく円香。 天海とならきっと、どんなことでも乗り越えて幸せに過ごすことが出来るはず。 そう信じて新婚初夜を迎えた円香だったが……!?
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-ボロアパートに住み、貯金に精を出す貧乏OLの木村瞳は、隣に越してきた伊藤大樹の部屋から夜な夜な聞こえてくる「いやらしい声」にたまらず抗議する。秘密を知った瞳に伊藤は、彼の会社の秘書になることと引き換えに合コンまで夜の練習相手になることを持ち掛ける。伊藤にとって自分は、体だけの関係……割り切らなきゃと思っているのに、甘いデートやプレゼントに伊藤の気持ちがわからなくなる瞳。でも伊藤の気持ち以上にわからないのは彼に触れられることを次第に受け入れている自分自身の体とこころの反応。合コンに行かないで欲しいという気持ちが芽生えてしまう瞳だったが、とうとうその日が来てしまい――。
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-冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~(1)』には「序章」~「第一章 第二話 動きだす運命」(前半)までを収録
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3.5冷徹な若き国王アユルと、純真な心を持つ異国の王女ラシュリル。 国のため正妃を迎えたアユルであったが、ラシュリルを求める気持ちは止められず……。また同じくアユルに心惹かれていくラシュリルは、ある謀略に巻き込まれ人質としてアユルの国の囚われの姫となる――。 国王崩御のため、若くして大国カデュラスの王となったアユル。その新王の即位式に参列するためにカデュラスを訪れていた異国の王女ラシュリル。 即位式の前日、道に迷い森に足を踏み入れてしまったラシュリルは、雷鳴と豪雨が降りそそぐ湖でアユルに出会う。お互いの正体は知らずに惹かれあうふたり。しかし、アユルは同国内で正妃を迎えざるを得ない立場にあった。自分の立場を理解し、国に戻ったラシュリルだが、ある謀略により人質としてアユルの国に囚われることに。 ラシュリルは、正妃になることなどは望まず、ただただ愛するアユルと一緒にいたいだけだったが、王室にうごめく謀略に巻き込まれ――。 ラシュリルは、アユルをひたむきに愛し続けることが許されるのか。アユルは渦巻く陰謀に立ち向かいかながら、どのようにラシュリルを守っていくのか。ふたりを待つ驚きの結末とは!? <作者より> 美しい物語を書きたい。その思いから時間をかけて完成した、私にとって特別なお話です。 読み終わった時、皆様の心にも優しい光がさしますように。 『冷徹王は囚われの王女を寵愛する ~雨上がりにさす光~【完全版】1』には「序章」~「第二章 第五話 人質と桂花の玉佩」までを収録
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3.0飯村静香は極度の緊張症。仕事は誰よりもスピーディかつ正確にこなせるのに、いざという時緊張のあまりヘマをしてばかり。そのため会社ではお荷物扱いされてしまっている。そんなある日、社長の息子・桂利之助が日本に帰ってきた。彼は父を補佐し会社を成長させるべく、社内改革の名の下、大規模なリストラを考えていた。そしてリストラ候補者の中には静香の名前が! 社内偵察のため素性を隠し、平社員として中途入社した利之助は静香の補佐につくことに。静香の仕事を間近で見た彼は、彼女の能力の高さに気づく。そして同時に、静香がリストラリストに載ってしまった原因に興味を抱くようになる。利之助の正体を知らない静香は、優秀な後輩である彼を頼もしく感じつつも、執拗なまでに自分に興味を示してくる彼の真意がわからず困惑しっぱなし。緊張症のせいで損してばかりの静香は、このままリストラされてしまうのか……!?
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