桂生青依 - セール作品一覧
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4.0
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4.0きみはやっぱり王子様だ 常連客から「王子」と呼ばれ、地元に愛されているスーパーの店長・恵は、庶民的な店に不似合いなスーツの男・鈴木と親しくなるが…。 育ててくれた養父母への恩返しに彼らの跡を継ぎ、スーパーの店長として働いている恵。ある日、クレーム客の対応に困っていた恵を助けてくれたのは、スーパーには不似合いなきっちりとしたスーツを着た、イケメンと噂の客・鈴木だった。それを機に言葉を交わすようになった二人は、次第にプライベートも過ごすようになる。整いすぎて冷酷そうな外見とは違い、実は気さくで笑顔が優しい鈴木を知るにつれ、恵は次第に惹かれていくが――。 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
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3.5…一生きみを愛して幸せにする ヨーロッパ旅行中、スリにあい旅費をすべて失ってしまった和己。その窮地を青年実業家のジェラルドに救われるが…。 きみのすべてをわたしのものにしたい――ヨーロッパ旅行中、持病で苦しむ少年・マルコを介抱したことが縁で、彼の兄で青年実業家のジェラルドの屋敷に滞在することになった和己。当初、自分に対してどこかわだかまりを感じさせるジェラルドを不審に思っていた和己は、その原因が彼の辛い過去にあると知る。だが、和己の純粋な言動に心動かされたジェラルドは、和己を特別だと言い、熱い視線で見つめてきて…。自分はただの旅行者。彼とは住む世界が違うとその想いを受け入れられずにいた和己だが……。
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3.5
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4.0俺の言う『好き』は、セックスしたいっていう意味だぜ? 十年前、突然姿を消した幼馴染みの樹。 ある日、和帆は偶然訪れたバーで、バーテンダーとして働く彼と再会するのだが……。 奥城和帆は仕事帰りに偶然立ち寄ったバーで、十年前に姿を消した年下の幼馴染み・杉坂樹と再会する。バーテンダーとして働く樹は、当時の面影はそのままにいっそう男の色気を増していた。懐かしさに胸を詰まらせる和帆。聞きたいことは山ほどある。だが、ようやく会えた樹は素っ気ない態度で、まともに口もきいてもらえない。冷たい仕打ちに傷つきながらも、このまま繋がりを絶ちたくない和帆は、彼と積極的に関わろうとするが…。弟のように思っていた樹の熱を湛えた視線に胸が疼くのはなぜ……?