• 祝山(いわいやま)
    購入済み

    くどさがなく 読みやすいです

    同作者の他の作品を見たあとすぐ こちらの祝山を読みました。前に読んだ作品の展開があまり好みではなかったのと、文章がやや読みにくいなと感じたので これはどうかなと思っていましたが、読みやすくて安心しました。
    長さもちょうど良く、展開にだらけずに 物語に対する怖さや不安など緊張感を持ったままで読み進められました。

    主人公の 作家・鹿角が、毒づくことも多いですがしっかりしてて、程よく適当で、押しにはちょっと弱いけど利他的でもないところがいいですね。

    山の祟りの元凶は一体何なのか、神社の歴史はどのようなものなのか…読んでいる途中は明らかになるものと思っていましたが、こういう終わりかたもま

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    2020年08月20日