• オー!ファーザー
    購入済み

    オーファーザー

    よくある小説のように、区切りごとに場面が切り替わりながら展開するような構成ではなく、話がずっと流れていく。話にのめり込んでいくから、どこをキリのよいところとして本を放すか難しいかも。
    非現実的な家庭環境を面白くも感じ、実際自分ならいつまで父親でいられるであろうか、と創造を掻き立ててくれる。

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    2015年11月16日
  • こころ
    購入済み

    夏目漱石「こころ」に触れ

    朝日新聞で100年ぶりに連載されたことをかなりたってから知った。
    明治時代の大学生、勿論家庭もそれなりに裕福であろう。しかし、どうしてもその時代の大学生は、自分の生きざま、思想に陶酔しているように感じてしまう。
    文学者であれ、芸術家であれ自分は特別な存在として身を置いているようだ。
    それが、現代の若者と似ても似つくさない、ある意味とても魅力的に写る時代背景、ロマンを感じることができる。
    明治、大正の堅物であるが故の純粋な恋心が伝わる。

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    2014年07月14日
  • 清須会議
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    清洲会議

    さすが、三谷センス。
    時代を動かした歴史的会議を、彼ならではの描写と構成で分かりやすく、声を出して笑ってしまいそうになるくらいのコメディ実話に引き付けられました。
    同様の次回作に
    超期待しています。

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    2014年05月10日