• スローターハウス5

    過去と今

    カート・ヴォネガットは自身が体験したドレスデン爆撃をもとに、この小説を執筆したらしい。
    自身で体験されたことあって、表現は、生々しく、そして、ユーモアに書かれている。

    ただし、物語として見ると、少し味気ないのかなと思う。
    同じ作者の作品のタイタンの妖女の方が、ストーリーとしては好きだ。
    場面がコロコロ変わるのだけど、そこまで印象が残るような、物事は起きないから、多分味気ないと感じたのだと思う。

    トラルファマドール星人は4次元の目を持っていて、時間を自由に行き来することができるという。
    だから彼らは宇宙の終わりも知ってるし始まりも知っているそう。
    主人公も、作品中人生の時間の枠で、様々な瞬間...続きを読む

    #感動する

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