しと10さんのレビュー一覧

マンガだけではわからない……

先にマンガを読んでから、小説を読みました。
マンガを読んだだけではわからなかった事が、小説の方を読んだ事で、「なるほど、そういう事だったのか！」という事がいくつもありました。
小説の中の出来事の取捨選択のし過ぎで、マンガだけでは？？となってしまうところが多い印象です。（感覚的には小説の小さな出来事も含めて1/2～1/3ぐらいになっている印象）
絵は好きなので、もう少し丁寧にマンガだけでストーリーを理解出来るような工夫が欲しいと思います。（マンガだけではわからないから、小説を読ませる！事を狙った戦略なのかもしれませんが……）

10.5話が面白い

1-10話はニコニコ漫画や、Pixivコミックでも読めます。そちらの内容と基本的には同じ内容のはずです。気になる方は、検索してみてください。

あらためて1-10話を一気に読んでみて「こがねさん可愛いなぁ」「こがねさん頑張っているなぁ」と感じました。

なお10話の後日談の10.5話は未公開のはずです。10話まで読んで、10.5話が気になる方は購入をお薦めします。

（目次で各話にとべないので、一気に読む事になります）

漫画に比べてあっさり？

ニコニコ漫画で読んで、興味を持って小説を読みました。
ニコニコ漫画　三話・四話あたりのエピソードが、漫画に比べて、あっさりしていて拍子抜けしました。

漫画の方が、ストーリーの納得感が強かったです。

「今回で西方編が完結」

戦闘あり、研究開発の進捗あり、といろいろと盛りだくさんです。多くの方が満足出来る内容だと思います。

別れの挨拶の場面の改変が良い

コミックオリジナルの改変である、井沢静江が死んだあとの、カバル、ギド、エレンとの別れの挨拶の場面は、非常に良い改変だと思います。

あとから書籍を読んだ時に、同じ場面が無く、かなりあっさりと旅立ちをしていて、とても残念に思いました。

書籍　カバル、ギド、エレンの旅立ち、その後井沢静江の死
コミック　井沢静江の死、その後、カバル、ギド、エレンが別れの挨拶（お礼）をして旅立ち

書籍を読んだ事がある方も、一度コミックを読んでみる事をお薦めします。

シュナ、シオン登場

書籍版の2巻前半のあたりまでのお話です。ヒロインが登場してきますので、絵柄が華やかになっています。大騒動の前の、小騒動が色々描かれています。