• 妻のトリセツ

    DVの免罪符になりかねない。

    「妻のトリセツ」のような本がうれている。
    それだけ妻から夫への精神的DVが家庭で蔓延し、苦しんでいる夫が多いからでしょう。

    しかしながら、DV・モラハラはまずは加害者の責任であり、加害者こそ自己制御を学ぶべきなのは当然。
    それなのに、妻から夫へのモラハラにおいて加害者の妻ではなく被害者の夫に努力や我慢を要求する理不尽さが本書にはあります。

    日本の家庭で妻から夫への精神的DVが横行する理由は、「脳の性差」よりも「社会的風潮」。「妻から夫への暴力・モラハラを大目に見てしまう風潮が蔓延しているから」に尽きると思います。
    夫が妻におこなったら確実にDV・モラハラと言われるような言動

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    2019年04月09日
  • 男は邪魔!~「性差」をめぐる探究~

    女が男を侮辱しても許される日本

    著者も奥さんから散々「邪魔」「ゴミ」って言われてるけど、これって男が女に言ったらDV・モラハラだよね。
    (女が男に言っても本当はDV・モラハラだろうけど、日本じゃ何故かそうはみなされない)
    他にも男性を汚い言葉で罵る女性たちがたくさん出てくるし。

    外国人タレントのフィフィさんが、日本は「女が男をどれだけ酷評してもおとがめのない社会になってきてる」って言ってるけど、まさにその通りだと思う。

    そういう男性差別・男性蔑視の風潮におもねってる本って感じで読んでて好きになれなかった。

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    2017年03月26日