【感想・ネタバレ】彼と彼女の衝撃の瞬間のレビュー

あらすじ

ロンドンから車で2時間ほどの距離にある町・ブラックダウンの森で、女性の死体が発見された。爪にマニキュアで“偽善者”という言葉を書かれて……。故郷で起きたその事件の取材に向かったのは、ニュースキャスター職から外されたばかりのBBC記者のアナ。事件を捜査するのは、地元警察の警部ジャック。アナとジャックの視点で語られていく不可解な殺人事件。しかし、ふたりの言い分は微妙に食い違う。どちらかが嘘をついているのか? 予想外の展開とどんでん返しが待ち受ける、第一級のサスペンス!/解説=三橋曉

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『彼』と『彼女』の関係性を辿るのにシンプルだけど一ひねりふたひねりもある、ふたりの関係と謎めいた第三者、そして次々と解明されてゆく過去の出来事。

初めからグイグイとそれでも丁寧にページを捲り、どんでん返しが待ち受ける結末へ。

フィーニーと言う作家さん、お気に入りのひとりのしてカウント!

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2023年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

衝撃は受けなかったけど、「そっちかい!」て思った。9割はこじつけめいた「何だそりゃ?」な結末と思っていたので。愉しめたけどね。

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2022年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

続きが気になってすぐ読んでしまいました。タイトルにある通り、彼と彼女の視点からそれぞれ物語が進み、「犯人は一体誰!?」と気になってしまって、後半の辺りはハラハラして1人で犯人探しをしていました。
「この人が犯人か!」「?この人が犯人?」と次々と予想していた。犯人が犯人ではなくなり、結果的にこの人が…と言うアリスフィーニが得意とする、どんでん返しの連続だった。
個人的にはプリヤが好きだったかな!

アナの隠している秘密が、物語が進むにつれて、それぞれわかっていき、10代の5人組の事や、その5人組がそれぞれ殺されていき、次は自分か(アナか?)と言うところはすごいハラハラした。


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2024年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

彼(ロンドンから車で2時間の英国の典型的な町、ブラックダウンのジャック警部)と彼女(幸運が重なりBBCキャスターの座を手にしていたが、産休明けの正職復帰により一夜にしてリポーターへ格下げされたアナ)+1の交互モノローグが織りなすページ捲りが止まらなくなる秀作サスペンス。

彼と彼女のルーツとなっているスモールタウン、ブラックダウンの町で起きた連続殺人事件。
最初の被害者はレイチェル・ホプキンズ、昨夜の彼の密会相手、かつ彼女の学生時代のクラスメイト。

のっけからのっぴきらない状況に陥る彼だが、次々に起きる不可解な状況、秘密を匂わせる意味深なモノローグがぐさぐさ刺さってきて緊迫感がたまらない。
いかにもな目くらましではあるのだが、上手いこと揺れ動かしてくるので、もしかして、、、と著者に翻弄されっぱなし。

これでストレートな結末だったら肩透かしだぞ、と思ったのも杞憂で、しっかりナナメからの真相。
星5でもいいくらいかなと思ったけれど、唯一無二ではないかなかと思い星4止まり。
でも、癖ないので間違いなく楽しめる海外ミステリ。

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2022年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一気読みでした、

こういうサスペンス要素のあるミステリーは大好きなので、
男女のハラハラドキドキのドラマを楽しめました。

ピーター・スワンソンが好きな方は似た系統でおすすめです。

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2022年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初のアリス・フィーニー。

彼と彼女と「わたし」の3視点でストーリーは進む。
「わたし」は犯人視点だが、彼、彼女の視点もどこに嘘が紛れ込んでいるか分からず。何もかもが怪しく感じる。
登場人物が少ないので、真相自体は予想できる結末の一つ。それにも関わらず、最後の最後までどこに着地するかわからなかった。良いバランスだったと思う。

被害者の過去が胸糞すぎて、途中ちょっと読むのが辛いところもあり。ただ後半の真相に向かって収縮していく様はとても面白かった。

次作も評価が高いみたい。楽しみ。

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2022年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

サスペンスが苦手になってきたような気がする。
感性の経年劣化か。不快感が先立ってしまう。
その分、作者は成功しているんだろうけど。
今更、思い出すのは
小さい頃から、怖い話は嫌いだったんだ、ということ。

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2023年05月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

彼(警察官)と彼女(記者)の視点が交互に切り替わり、かつその合間に「犯人」のモノローグがはさまるという形式。「犯人」の正体はわからないまま、なおかつ語り手としての2人にも万全の信頼をおけないという不安定な状態で読み進めるので、まぁ嫌いじゃないですが少々の居心地の悪さがあるかも。この人がアレなのかな、というのが少々わかりやすすぎる?と思っていたら、最後でもう一ひねりありました。

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2022年05月03日

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