あらすじ
処女を捨てるため、美青年の和希と一夜を過ごした早紀子。数年後、新人としてやって来た彼に、関係を暴露すると脅され――。「俺を遠ざけようとしても無駄だよ」舌同士を摺り合わせる淫猥なキスは、忘れていた悦楽を揺り起こす。剛直を鋭く突き上げられれば、呼吸すら快感になる。「ずっとこうしたかった」彼の本気を感じる囁きはどこまでも甘く。年下男子の危険な執着。
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仕事が出来ない男ほど口が達者だよね。そして処女で何が悪い。そういう外野の心無い言葉から自分を守る為には武装するしかないし、どんどん頑なにもなっちゃうよね。
ヒロインの気持ちが痛いほど良くわかる。甘えられないのも、7歳差も、終わらせる時の揺らぎも。
そんなバリキャリ女子を年下のヒーローだからこそ解せたんじゃないのかな。ストーカー並の執着心も無邪気さを装った強引な攻め方も、根底には深い愛情を感じるから憎めないし愛おしい。
苦しかった。でもとても素敵なストーリーでした。
素直になれないんだなぁ…
ヒロインは極限に拗らせてしまっており、それを認めて素直になれるまでがかなり焦れ焦れで、読む人によってはしんどいかもしれないですね。でもある程度歳をとった今、自身がかなり年下を相手に…と妄想すると、ヒロインの様に卑屈に、逃げの思考を繰り返すのではないかと、ヒロインに共感する部分もありました。(にしても、ヒーローの言葉をスルーしすぎ!笑)
ヒーローは本当に一途で情熱的で、ヒロインの事を良く理解して、最高の年下なのではないでしょうか⁇ 素直になれないヒロインのガッチガチに武装された鎧をわざと究極に追い詰め(るように見せかけ…)てはぎとって、本音を無理やり吐かせる…的な持って行き方も、あんだけ心に蓋して強がっていたら仕方ないのかな… いや、正解なのかな…と、最後の最後まで歪んだアブノーマルなプレイが続きましたね、いやー、ヒロイン、頑固ちゃんでした! 好き嫌いが分かれそうですね。
もう少し、甘々なその後も知りたかったですね!
うーん
ヒロインが度を越して頑固者で、あまり共感できなかったです。ただただ自分勝手なヒロインとしか思えない。癒やされたのはヒーロー。出会った時、10代とは思えない落ち着き!年下ハイスペイケメンからこんなに愛されてみたいという欲望を満たしてくれた作品でした。ヒロインにもう少しかわいげがあれば満足できたと思います。ただただヒーローが哀れでした。