あらすじ
フリルやレースなど姫たちの装いの秘史を辿る。花飾りや真珠、扇からわかる18~19世紀の楽しい項目別の服飾史。宮廷画家たちが超絶技巧の限りを尽くして描いた凄さは圧巻。見開きに拡大した刺繡など、見ごたえ十分のオールカラー。
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Posted by ブクログ
服は歴史
風俗画は西洋服飾史の研究では重要な視覚的な証拠となる、ということで風俗画を取り上げ洋服のアイテムを説明しています。
レースにリボン、髪飾り…。刺繍がすごい、とても豪華ですがドレスがとても重たそうだし、花飾りには花のための水のボトルが装着されていたり、おしゃれは体力勝負ともいえます。
レティキュール(ポシェットのような小さな袋)は今のスマホ用バッグみたいで可愛い。しかしフランスでイギリスの装いが流行った時期があるなんて驚きです。
「服飾史をを知ると、絵画を見るのは面白くなりますよ」(P7)のことばどおり読み進めるたび「なるほど」と感じました。