あらすじ
「お前を私の皇妃とする。そなた以外には考えられない。」
王女クリスティーヌの筆頭侍女マチルダは、ムイール帝国皇帝ケルネールスの舞踏会に招かれた姫に同伴し、姫様を馬鹿にした他国の姫とやりあった弾みで皇帝に不敬を働いてしまう。「主の事よりも、私のことで頭が一杯になるようにしてやろう」何でもするから主に類が及ばないようにと願うマチルダに伽を命じ、情熱的に抱いてくるケルネールス。皇帝の伴侶には姫様こそがふさわしいはずなのに!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感情タグBEST3
SS良かった
全体的に面白いのですが、「目が合った」シーンが一番笑えました。作者様のセンスもどうかしています(褒め言葉)。
ヒロインの鈍さが少し辛いですし、ヒーローの言葉の足らなさも大概ですが、そういう欠点も克服していける素敵な二人で良かった。
イラストもまた、ピッタリ!美しい!
自分の意志をはっきりさせる侍女が良かったです。
そして強権を振るうように見える皇帝は実は思いやりのある男!
皇帝がクリスティーヌを油断ならない王女と見るエピソードが欲しかった。
宰相がヒロインの事を悪し様に言うのがムカついたです。
護衛騎士ライオスのエピソードももうちょいほしかったかな。
面倒なヒーロー
お仕えしている王女様の侍女として他国へ行き、婚約者候補選定の場でヒーローに見初められる。
ヒーローが一言さっさと「愛してる」といえばここまで拗れなかったのかな?と思いつつも、他国の王女様が面白か思わないのも一部理解出来たり。自国の王女様もさっさと騎士と想い合ってると告げていればとも思いつつそれだと物語として成り立たないなと思いますが。
最後まで読んで特に印象には残らなかったのが残念です。