【感想・ネタバレ】愛に狂う王子は妖精姫に跪くのレビュー

宇奈月香 / 花恋

心と身体が歓喜に震える。
これが恋か――。

人間を蝕む瘴気に満ちた魔女の森で、
猫のレグナルドと暮らしている片羽根の妖精リアンヌ。
ある日、怪我をしたラーシュレイフを助けるのだが、
人間を惑わす魔女だと勘違いした彼はリアンヌを乱暴に押さえつけてしまう。
しかし、リアンヌの背に妖精の羽根があるとわかると感涙にむせんで縋りつき、
あげく羽根を撫で回し頬ずりまでしだして！？
羽根は妖精にとって急所。リアンヌはわずかな刺激にも過敏に反応してしまい……。

生き急ぐ王子×妖精の末裔、切ない愛の記憶に囚われて……。


【目次】
序 章 壊れゆく音
第一章 羽根の結界
第二章 魔女の森に住む魔女
第三章 美男子からの誘惑
第四章 恋の練習
第五章 秘密
第六章 衝動と劣情
第七章 再生の朝
終 章 幸福な未来へ
あとがき

[ななち · ★★★★☆]

ちょっと暗くて、でもキラキラ

ちょっと暗くて、でもキラキラふわふわしたお話でした。後半、ちょっと話のテンポが停滞ぎみで、同じ説明がしつこかったり逆に説明不足なところもあったかな。読み返したら違う印象になるかも。次はじっくり読んでみたい。

[サマ · ★★★☆☆]

まどろっこしい

ヒーローとヒロインともに前世の生まれ変わりで、記憶があったり飛んでたりしています。過去の記憶と現在のやり取りと読んでいて少し面倒臭くなりました。前世が前世なので「はい、好きです」「私もです」というわけにも行かず、思い合うまでにかなりの時間を要します。
作者さんが好きでよく購入し読むのですが、今作品は私の好みとは違いました。