【感想・ネタバレ】青空と逃げるのレビュー

あらすじ

深夜、夫が交通事故に遭った。病院に駆けつけた早苗と息子の力は、そこで彼が誰の運転する車に乗っていたかを知らされる……。夫は何も語らぬまま、知らぬ間に退院し失踪。残された早苗と力に悪意と追及が押し寄せ、追い詰められた二人は東京を飛び出した。高知、兵庫、大分、仙台――。壊れてしまった家族がたどりつく場所は。<解説>早見和真

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とてもとても感動した。清々しい読後感。
本当は中盤あたりまでは、話が長くつまらないと思ってしまっていたが、佑都さん登場あたりからページをめくる手が止まらなくなった。
ヨシノさん登場シーンは鳥肌がたった。ただでさえ、窮地に追い込まれつつ、それでも奮闘する力の描写に、勝手な親心を抱いて「四万十の時からめっちゃ成長してる。。」と涙していた。それに加えて救世主が現れ相当安堵していたのに、それがまさかヨシノさんとは。
個人的にはヨシノさん登場3作目だけど、ヨシノさんの生い立ちもとても気になります。もう描かれているのか?娘としてのヨシノさんや母としてのヨシノさんも見てみたい。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『傲慢と善良』で辻村さんの作品を読み漁りたいと思い、あとがきに倣って『島とぼくらと』、そしてこの『青空と逃げる』を手に取りました。

物語に対する感想ではありませんが、ひとつ驚いたことがありました。

「谷川ヨシノ」という名前を目にした時、案の定鳥肌が立ちましたが、驚いたのはその後です。「写真を撮るだけでなく、震災で汚れた写真の復元もしている」という樫崎写真館の話を聞いた時に、森の中の古びれたお寺のような景色が頭をよぎりました。

すぐにはなんの景色か思い出せず、だんだん読み進めるうちに、視点が女の子だったこと、なにか重大なものを見つけたこと、それが『傲慢と善良』の話だったことなどを思い出しました。(※後で確認したらお寺ではなく神社でした。)

つまり、「文字」ではなく「景色」で覚えていたんです。小説は、文字でしか構成されていないのに。

確かに、読みながら景色を想像していることはしっかりと認識してきました。しかしまさか、思い出す時に文字そのものではなく、景色が真っ先に出てくるとは思っても見ませんでした。

非常に貴重な体験をできて、とても嬉しいです。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よかった〜
読み終えてすぐの感想。
ほぼ一気読み。
多分、文章力なんだと思うけど、すっと話に入っていけた。
タイトルが、「青空から」とか「青空に」とかじゃなく「青空と」が1番納得できる。
親子3人、幸せに暮らして欲しいな〜

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2026年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

有名女優の車に同乗して事故を起こしその後、その女優が自殺をすることで生活が一変した相手男優の妻と息子の逃避行?四万十から始まり最後は北海道まで。そこで触れ合う人たちの温かさと、時折挟み込まれる筆者のスピンアウトしたストーリーが小気味よく進みあっという間に読んでしまった。
最後はいつもながらそういうオチ?と驚かされた。
個人的には主人公である早苗だけが苦労したような感じになるのは少しモヤモヤした。

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2026年02月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

久しぶりの辻村深月作品。
夫のとあるトラブルにより、母早苗と息子の力は追い詰められ、様々な場所へ逃げることになる。

やっぱり辻村深月さんの作品は良い。
人の心の機微を敏感に読み取り、描くことが本当に丁寧且つ上手い。

自分は何故か力くんに感情移入した。
同じ年の息子と重ねていたのかもしれない。
かことが起こるたびに、力くんのことが心配で痛ましくて、でも微笑ましくて可愛らしくて…。
成長を何度も感じた力くん、お父さんお母さんと幸せになってほしいな。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「傲慢と善良」のあとがきで気になって。
Googleマップを見ながら読むのが楽しかった〜!

私が学生の頃に両親が離婚して、両親が自由になれないのは自分がまだ子供だからだって悩んでいたときがあったから、力の親に対する気持ちが痛いほど分かった。

ハッピーエンドで良かったけど、淡々としていて感情が大きく揺さぶられることもなく(ラストもこんなに逃げ回っていよいよ再会なのにあっさりすぎた!)、長編なのもあってちょっと読むの疲れちゃったな。

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2026年03月14日

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