あらすじ
伊藤計劃+円城塔『屍者の帝国』の世界観にドストエフスキー『白痴』から「ブレードランナー」までを投入した「小ねずみと童貞と復活した女」、佐々木淳子の時間SFコミックとチェーホフとのリミックス「桜の園のリディヤ」など、ロシア文学+SFの全6篇。
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Posted by ブクログ
ロシア文学に色々混ぜ物をした、パロディ?パスティーシュ?短編小説集。
作者は「カラマーゾフの妹」の高野史緒だから、混ぜさせたらそりゃ上手いだろう(未読だが)、とはいえ、混ぜる元ネタをあまりに無知すぎて、本来の面白さを感じきれなかった。主観で星×3だが、失点は完全に読者側の不勉強が原因なので申し訳ない。
長い、重い、固有名詞ツラい…で手を付けていないロシア文学。この本を読んで、元ネタも読んでみようかなぁ…と思わないところが、またなんとも情けない俺。ご時勢的にもロシア文化を知っておくってのはいい勉強だとは思うのだが…軟弱である。
Posted by ブクログ
「アントンと清姫」★★
「百万本の薔薇」★★★
「小ねずみと童貞と復活した女」★★★
「プシホロギーチェスキー・テスト」★★★
「桜の園のリディヤ」★★★
「ドグラートフ・マグラノフスキー」★★★