【感想・ネタバレ】まぜるな危険のレビュー

あらすじ

伊藤計劃+円城塔『屍者の帝国』の世界観にドストエフスキー『白痴』から「ブレードランナー」までを投入した「小ねずみと童貞と復活した女」、佐々木淳子の時間SFコミックとチェーホフとのリミックス「桜の園のリディヤ」など、ロシア文学+SFの全6篇。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシア文学に色々混ぜ物をした、パロディ?パスティーシュ?短編小説集。
作者は「カラマーゾフの妹」の高野史緒だから、混ぜさせたらそりゃ上手いだろう(未読だが)、とはいえ、混ぜる元ネタをあまりに無知すぎて、本来の面白さを感じきれなかった。主観で星×3だが、失点は完全に読者側の不勉強が原因なので申し訳ない

長い、重い、固有名詞ツラい…で手を付けていないロシア文学。この本を読んで、元ネタも読んでみようかなぁ…と思わないところが、またなんとも情けない俺。ご時勢的にもロシア文化を知っておくってのはいい勉強だとは思うのだが…軟弱である。

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2022年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「アントンと清姫」★★
「百万本の薔薇」★★★
「小ねずみと童貞と復活した女」★★★
「プシホロギーチェスキー・テスト」★★★
「桜の園のリディヤ」★★★
「ドグラートフ・マグラノフスキー」★★★

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2021年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

何気に混ぜたら意外に美味しかった、これ、まあ好みは分かれるけどねーといった感じか
混ざらないもの同志を混ぜたのではないので毒性のものは感じられない
出てくる面々もまさか自分がこういう局面を迎えるとは思わないだろう
作者の解説により、元作品覚えてなくても大丈夫というか、解説の自由度が高くてよい

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2021年09月09日

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