あらすじ
ミモザの告白、完結。
咲馬の衝撃的な告白から、日々は流れる。咲馬と汐は以前よりも二人で過ごす時間が増え、その関係をより深いものにしていった。
だがそこに、咲馬が最も苦手で忌避する人間が介入してくる。巧みな話術で周囲を翻弄する詐欺師のような男、世良。彼は咲馬の価値観を揺るがすような事態に巻き込んでいく。
世良の思惑に振り回されながら、椿岡高校二年生の生徒たちは、修学旅行を迎えた。
初の北海道で盛り上がる咲馬たちだったが、そこにも世良の魔の手が忍びよる。
世良との決着、そして汐との関係に最大のターニングポイントが訪れる。
咲馬たちの旅路は、まったく予想外の方向へと進行していった。
二人の青春に、一つのピリオドが打たれる。
恋と変革の物語は終わり、そして、新たな時代がやってくる。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
これまでは同級生や妹らが、カミングアウトした汐とどう向きあっていくかが語られてきましたが、今回はついに前巻ラストシーンで汐に衝撃的な告白をした咲馬が、汐と真の意味で向きあう姿が描かれていて感情を大いに揺さぶられました。キーパーソンはお騒がせの世良くんで、咲馬が彼を毛嫌いする気持ちは良く分かりますが、彼の言動が咲馬に”気づき”を与えたのも事実。憎らしいけど憎めないキャラクタでしたね。ともあれ、咲馬と汐が選んだ道の行く末が幸せに満ちていますようにと祈るばかりです。傑作でした。
Posted by ブクログ
最近、多様性が認められる社会になってきていますよね。
でも、いざ自分の周りの人がLGBTQであると打ち明けてきたら自分はどういう感情になって、どういう対応をするのか、この物語を読んでも未だにわかりません。
多様性がうたわれてもやっぱり、偏見の目は少なからずありますよね。
恋人、親友、友達、、、こういう言葉のやり取りで生まれるものに、どれほどの価値があるんでしょう。
大事なのは、そういうことをしたいとかじゃなくて、心がつながってるかどうかなのかな。。
でも、恋人って明らかに特別な存在ですよね。
明らかに、親友とは違いますよね。
少なからず、この問題から逃げずに立ち向かった主人公達は、強いですよね。
非常に心に来る作品でした!!