あらすじ
吉直さんが小学校の頃の話である。父親の実家近くの山の中で、友達とふたり、木の枝に女の髪の毛が下がっているのを発見した。連れのかっちんが、その髪を燃やすと、〈真っ黒な人の首〉が、すとん、とぶら下がった……。(「縛り髪」より) 永年、怪異・狂異を蒐集している著者の元に、今年も次々と“ほんとうにあった怖い話”が集まってきました! 本書のために書き下ろされたとっておきの怖い話が満載の実録怪談集。大好評シリーズ第五弾。
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Posted by ブクログ
【目次】
当主口上
縄跳び/七井戸トライアングル/腐敗の家/出会す/ためいき/PA/キャンプファイアー/ダンボールハウス/縛り髪/白鳥のような……/レンタンカー/帳尻/厭な夜/代わり/百均本/あわてんぼ/米いじり/おしらせ/川原/癖/握り鬼/返報/独楽/チラ見/チハル/ブランド/魂手箱/高架橋/疑問形/まえのり/思い影/微酔い二題/湖上にて/リサイクル/帰宅/鉄階段/川面/途中下車/夜の声/負の遺産/もしもし……/家に霊がいるかどうか知る方法
Posted by ブクログ
印象に残った話。
古本屋で買った本に遺書が書かれていた話は嫌です。
よく古本屋を利用するので、現実感がありました。
この本も古本屋で買ったので思わずチェックしてしまった。
それから、家にまつわる話が多かったような気がする。
家の庭に髪の毛がたくさん埋まっているのは困る。
住処は、金銭的な理由からもちょくちょく変えれるものではないので、大変です。
Posted by ブクログ
2014.01.09
思ってたより怖かった。
やたらと腹を割かれてたり顔が潰されてるぐちゃぐちゃな霊が出てくるのは過剰表現だなと思った。怖がらせようとしてるのだろうけど、醒める。
書き方は淡々としてる新耳袋のほうがゾクゾクする。
しかし写真ページはやめて欲しい。手で隠しながら読んだ。