【感想・ネタバレ】ユリ迷宮のレビュー

あらすじ

大胆な設定、意外な結末。名探偵・二階堂蘭子、颯爽と今日も登場! 豪壮な館が消える「ロシア館の謎」「密室のユリ」「劇薬」3篇。初短編集――バイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えてしまうトリックの見事な「ロシア館の謎」。コントラクトブリッジのパーティーという衆人環視の中で殺人が行われる「劇薬」。誰も入れない密閉状態の新築高級マンションで殺人事件が起きる「密室のユリ」の計3篇。名探偵・二階堂蘭子の推理が冴える、初の短篇集。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ロシア革命直後、シュペアが体験した謎。バイカル湖近くの豪壮な館が吹雪の中で忽然と消えた。「ロシア館の謎」。

誰も入れない密閉状態の新築高級マンションでの殺人事件。被害者の女性作家の口述執筆のカセットに録音された事件の模様。「密室のユリ」。

コントラクトブリッジのパーティという衆人環視の中で起きた毒殺事件。「劇薬」。

二階堂蘭子シリーズ。ちょっと大げさでクドい感じが好み。
昔の蘭子シリーズは好きだな。

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2025年11月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。蘭子シリーズ5作目。3編の短編集。
一番好きなのは「ロシア館の謎」ですね。
広大な屋敷消失トリックが本当にお見事です。
作品自体の雰囲気もとても好み。
後の2編はまあまあですかね。
コントラクトブリッジのルールのくだりは、毎度読み飛ばしてしまう。

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2013年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

数ある推理小説の中に登場する、数ある名探偵の中で、私が最も敬愛する二階堂蘭子女史が大活躍するシリーズの作品集です。昭和40年代という時代設定が絶妙なのか、このシリーズのもつ独特な雰囲気に浸れるというのは、素敵な読書体験です。それぞれの作品に凝らされた趣向もさることながら、純粋に読み物として素敵な文章に触れるというのも大事なことだと改めて感じました。まだ読んだことのないという方には自信を持ってオススメできます。

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2012年04月28日

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