【感想・ネタバレ】絵金、闇を塗るのレビュー

あらすじ

江戸末期に土佐に生まれ、幼少より絵の才能を発揮し、狩野派の技法を信じがたい短期間で習得した天才絵師、絵金。江戸で絵を学んで故郷に戻り、土佐藩家老のお抱え絵師となるも、とある事件により追放される……。狩野派を学びながらも独自の美を追究した絵金は、血みどろの芝居絵など見る者を妖しく魅了する作品を描いた。その絵に魅入られ、人生を左右された男たちの生きざまから、絵金のおそるべき芸術の力と、底知れぬ人物像が浮かび上がる、傑作時代小説。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

凄い作品を読ませてもらった感が(・_・;

絵師の小説は谷津矢車先生を中心にして、読んでますが、幕末にこんな凄まじい絵師がいたことを知ることができてありがたや。

河鍋暁斎の師匠でもあったというのも納得です。

彼の生き様が土佐の志士に重なるというのは、相応しくもあり……。

時代が求めた人物だったのかもしれませんね。

0
2021年07月02日

「歴史・時代」ランキング