あらすじ
「またちょっと 太……ふっくらした?」
それは些細な一言から始まった――
フォロワー12万人のダイエット系インスタグラマーが
ダイエットと承認欲求で自分を見失い
取り戻していくまでを描いた
リアル過ぎるエッセイ+コミック
共感度120%!
スペシャル寄稿!!
■吉野なお(Nao)さん(プラスサイズモデル)
■小野寺瞳さん(過食専門カウンセラー)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
中学生の娘が最近太ってきたと言っていたのとテレビで子供のダイエットについて取り上げられてきたのでこの本を読みました。
うちの娘は、週5でサッカーをしており十分カロリーは消費しており、特に太っているとは私は思わない。
やはり、学校でダイエットなどの話になるようで気になるようです。
この本で特に心について残った言葉は「ダイエットが心が痩せるダイエットになっていないか」という言葉でした。
何かを得るには何かを失うこの世は、等価交換と考える私です。
ダイエットで体重が減る喜びと心がすり減る悲しみを天秤にかけてどちらが良いのか??
このことを娘には、感じ自分の答えを見つけてほしいものです。
Posted by ブクログ
この本の主人公とほぼ同じ状況に10〜20代になってました。今思えば低血糖で頭痛がしていたり、風邪をひきやすかったりしていたのもストレスと極端な食事制限のせいだったと思います。
30代で初めて受けた人間ドッグで医師に怒られ、そこでようやく気づくことができました。
今では運動も適度に行い、BMIも上がり、年齢のせいもあると思うけど昔に比べたらお腹周りはだいぶふくよかになりました。(笑)
でも食べる事の楽しさ、自分の体に耳を傾ける大切さに気がついたり、何より生理周期が落ち着いたりバテにくくなったのは本当に良かったと思っています。
最中は本人は気が付かないもの。こういう本を何気なく読んで自分の状況や気持ちに気がつく人も多いんじゃないかな?是非若い人に読んでもらいたいです✨
個人的に思ったのは、お付き合いされている彼が優しい!
私だったらこうはできないかも〜と思いながら読んでいました。
素敵な彼とお付き合いされている筆者の方も、とても素敵な方なんだろうと思いました。
Posted by ブクログ
人はどうして沼にハマってしまうのかしら? 楽しい沼ならいくらでも浸ればいい。でも苦しいのに“それは頑張ってる証拠”と錯覚しているとしたら? 最高の幸せは心身共に健全であること。笑って生きよう(^^)/
Posted by ブクログ
すごく共感し、ダイエットをやめた自分を肯定する助けとなりました。この本を出してくれて本当に感謝です。
コロナ太りなのかストレスで10キロ増え、痩身エステに何十万も払って通って、○○キロ切るまで服を買わない!と決め込んで、達成してもまだ太ってる気がして、もう○キロ痩せるまで服買わない!と再設定し…ということを繰り返しているうちに、最近まで服を買えなくなってしまっていました。
でも、心はすり減るばかりで、自分を見ると醜いとしか思えなくなってしまっていたのですが、最近やっと、少しずつ自分と向き合えるようになってきました。ひとりじゃないと思え、安心しました。
ダイエットは大成功とまでは行かなかったけれど、これからは自分を愛することと両立してできるものを選びたいです。
Posted by ブクログ
女性であれば、永遠のテーマといっても良いダイエットですが、過剰に食事制限をして心までネガティブな方向に進んでしまい、そこから周囲のサポートで戻って来た著者さん。カロリーや糖質、脂質などの食品表示に縛られ、食事が楽しくなくなってしまう、心に余裕がなくなり周囲の人に対してもピリピリしてしまう状況は健康ではない。BMIで健康とされる値でそれ以上にならなければいいかなと思っている自分としてはこのような思考になってしまう人もいるのだという衝撃でした。食事が楽しめ無くなったら、戻ってこないとダメだなということですね。
Posted by ブクログ
たべることに対するおいしい、幸せという感情。むつかしいよね。特に女性にとって。食べたいと思ったときはおいしく食べる。が心と身体にやさしい。涙が出る。どんなにか難しいか。
Posted by ブクログ
睡眠不足、ダイエットのストレスでイライラしてる時期があったのを思い出した。
あの時の自分は弱ってたなぁと。
今は食べることを楽しんでいるが、「太らなくて美味しいもの」「比較的カロリーの低いもの」を選んでいる自分がいる。
気付かぬうちに自分に制限をかけていたので、選ぶものがいつも同じになってしまう。
痩せたい気持ちは変わらないが、食べるダイエット、楽しいダイエットを選ぼうと思えた。
プー子さん時代からフォローしていたので、夢子さんがこんなことをかかえたのは驚きだったが、このことを教えてくれてありがとうと言いたい。
これからも応援しています!
Posted by ブクログ
いろんな体型の人についての話かと思ったが、主にダイエットとその弊害についての話だった。
本当に、人をダイエットの沼に落とすのはほんの些細なひと言で、それが悪意を持っていてもいなくても「痩せなきゃ」という呪いがかかってしまう。
著者はインフルエンサーになったり慶應義塾卒だったりで、能力とバイタリティがあるから余計に激しくダイエットにものめりこめたのだと思うが、誰だって少しはこの呪いにかかって苦しんでいるところはあるだろう。
痩せている方が見た目は良いかもしれないけど、自分の体験からしても痩せ過ぎていた学生時代よりも今の方が体調が良く生理痛もマシになった。
若い人に健康を損なうことの危険性をいくら説いてもきれいでいる方を選んでしまうだろうけど、ダイエットを始める前に一度はこういう本を読んで自分の目的を確認してもらえたらいいなぁ。
Posted by ブクログ
2022.01.25
痩せたい痩せなければという思いに囚われていた作者がいかにしてその状態から脱し、今に至ったかを書いたエッセイ。
痩せたかったのではなく、痩せなければと思わされていたという表現が印象に残った。
自分自身、痩せたらもっと人生うまくいくとか今太っているこの状態で若い時代を過ごすのはもったいない早くやせなきゃと思っているので、この本で言うように痩せなきゃと思わされている状態なのかもしれないと思った。
作者は、痩せていない自分を否定し愛すことが出来なかったと言っていたが私は結局痩せていない自分も好きだから永遠に痩せないのか〜と感じた。
だけど、痩せたいとはずっと思っていてこの世界に生きている限りその思いはずっと消えないし、でも作者のように痩せなくてもいい、ありのままを愛せばいいという考えがもっと広まれば生きやすくなるのかなとも思った。