【感想・ネタバレ】よくわかる一神教 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から世界史をみるのレビュー

あらすじ

直木賞、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞の西洋歴史小説第一人者による世界史講義。イスラエルとパレスチナの衝突。世界各地で勃発するテロ。その背景の根深い宗教問題――。同じエルサレムを聖地とするユダヤ教、キリスト教、イスラム教をめぐる約三千年を追いながら、日本人がわかりにくいと思われるポイントを整理し質問形式で世界史を読み解く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の起源だけではなく、中世や近現代まで世界の紛争がなぜ続いているかがよく理解できる。
旧約聖書に利子は同胞から取らない様戒律があるのに、ユダヤ人はキリスト教の人から取るので迫害されてきたこと、ローマ教皇が国王よりも権力を持っていたのはカソリック教会が実質地方行政のネットワークをもっていたこと、日常の規範をコーランで持っているイスラム教徒に西欧流の民主化はマッチしないことなど、よく腑に落ちた。

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2022年02月08日

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