あらすじ
「いい奥さんになりそうだね」「私だったら笑顔でかわすけど」
ジェンダーの押し付け・マウンティング・セクハラ・パワハラ……
女子を困らせる「モヤる言葉」を元気よくバットでかっとばす、痛快エッセイ!
「モヤる言葉に言い返す方法」や「ヤバイ人から身を守る方法」など、言葉の護身術が詰まった一冊!
明菜返し、エジソン返し、哲学返し、猫&BL返し、ナイツ返し、ネズミ返し、
マンスプ返し、イキリオタク返し、オカルト返し、エシディシ返し、アナル返し…
その他、あらゆるシチュエーションに対処する方法が満載。
弁護士の太田啓子さんとの対談「法律の護身術」も収録。
セクハラやパワハラに遭ったら? モラハラやDVを受けたら? 性被害に遭ってしまったら?
ネットで嫌がらせをされたら?…等、法律の知識も詰まった、
女子がサバイブするための必読書。
【目次】
はじめに
1章 悪気はないかもしれないが 誉めるフリをした「モヤる言葉」
2章 女子を狙うクソバイス アドバイス型「モヤる言葉」
コラム うっかりやりがちな善意ハラスメント
3章 セクハラ・パワハラのセパ両リーグ開幕! 女子を標的にする「ヤバイ人」
4章 言葉の護身術でブロックしよう! 距離をとるべき「ヤバイ人」
特別対談 太田啓子×アルテイシア 今、知っておきたい「法律の護身術」
おわりに
相談窓口一覧
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
【印象に残ったこと】
なめられたら、即ビビらせる
プーチン顔とハシビロコウ顔無表情・無反応できめる
どう言う意味ですか、それ独身男性にもいいますか?
と質問返し
ぼっと返し 〇〇さんは、そういう考えなんですね
あなたには少し難しかったかな「苦笑」
根拠はなんですか?リソースは?エビデンスは?
冷静になってくださいよ、議論から逃げるのですか
冗談言われたら、
なにこいつ、脳みそ8ビットなの?と全身全霊でドン引き
めっちゃ強くなれる本
Posted by ブクログ
そうだよねー。ごめんねー。でもがんばってきたんだよー。
自虐になるのは、確かに、おとこはやらないね。返し方が増えたのがうれしい。プーチン顔、練習します。
買ったら一気に読みました
タイトルで気になって、買おうか買うまいか数ヶ月結構迷ったが、買ったら一気に読んでしまいました。
電車の中で読んでいたらおもわず吹き出して変な人に見られたかもしれませんw
なんかいろいろ濃すぎてまだ消化しきれていないかもですが、筆者の方自身も戦っているんだなぁと感じ、なんか私も励まされ、パワーをもらい、私が購入した事で少しでも力になれたらなと思いました。上司達と仕事で取引先へ向かう地下鉄で痴漢にあって何も言えず、にやけていた犯人の顔を思い出し、今だったらこういう台詞をぶつけてやるのに!とモヤモヤしてますが、こうやってアップデートされていくのでしょうか。とにかく勉強になりました!ありがとうございます!これからもアップデート内容公表して欲しいです
Posted by ブクログ
具体的でスカッとする内容でした。紹介されていた返答を身につけて撃退できるようになりたいです。ただ、例え話の際に分からない名前やカタカナがよく出てきてその度に調べるのが少し面倒でした。私が無知なことがいけないのかもしれませんが名前やカタカナだけでなく「○○というアニメに登場する××」「△△という楽器があり」のように書いていただけるとより分かりやすかったのかもしれません。
いくつかの項目の中で特に共感した箇所があります。
・「たとえば若い男性の営業マンが「体育会系は元気があっていいなあ」と社長に気に入られた場合「男を使った」「若い男は得だよな」とは言われないだろう。広告会社時代も客と風俗に行く男性の営業マンがいたが、それは「男を使ってる」と揶揄されず、むしろ「裸の付き合い」「男同士の絆」みたいに評価されていた。」
・「女の実力を認めたくない、というミソジニー。女なんかに負けたくない、という男の嫉妬。それらを無自覚にまきちらかす人々は「どうせ言い返してこないだろ」と女をナメているのだ。」
・「女が警戒すると「自意識過剰だ」と責められて、被害に遭うと「なぜ自衛しなかった」と責められる。」
その通りすぎて本当に霧が晴れる思いです。
他にも、私の父親から言われた発言や母親から言われた発言、私も被害にあったことなどたくさんこの本に載っていました。読むだけでも溜め込んだストレスが発散されるかもしれないのでモヤモヤしてきた方や悩んでいる方にもおすすめしたいです。
Posted by ブクログ
自分のためにも同じように苦しむ人たちのためにも、独特なユーモアを活かしつつ、グレッチを振り回して怒り散らかしてくれる人って感じで笑えた。日本のジェンダー意識の中で過ごす中で生きづらさを感じてきた私(そもそもそうやって自覚できたのは大人になってからだけど...)もクスッと笑えて、胸張って生きていきたくなれる本。
私が社会の中でいろいろとモヤってしまう瞬間ってたくさんあってそんな自分に落ち込んだり自分を責めちゃったりもするけど、「モヤれるのは、自分がアップデートしている証拠なのだ。差別に敏感でいる方が、無意識に誰かを傷つけずにすむ。」って言葉に救われた。。これからもモヤりを誇りに代えて、そのまま敏感な自分でいたいな。
「立場や属性が違っても、同じ経験をしていなくても、想像力があれば人はわかりあえる。」という言葉も印象的だった。他人の経験でも一緒に喜んだり悲しんだりできることが人間だけの特性だもんね。これから年齢を重ねてマジョリティの立場になることも増えていくからこそ、自分の属性に気づかない、特権に気づかないでいられる特権に自分が気づくことを意識していたいな。
「家庭内では一番弱い存在にしわ寄せがいくことを、大人は忘れてはいけない。」!!!