あらすじ
母親が亡くなったその日、自分が乙女ゲームの悪役令嬢に転生していると気づいたフィリシーナ。このままだと王子に婚約破棄された挙句、断罪されて死亡エンドを迎えてしまう!? なんとか運命を変えようと急いで隣国のゼロ国に留学したけれど、今度はそこで出会ったゼロ国の王様に「君は俺の番だ」といきなりプロポーズされて――!? 死亡エンド回避からの溺愛ロマンスファンタジー、開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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読みやすく面白かったです。
読みやすく面白かったです。
ただ王子とその彼女はよいとして、主人公が、頑張って切り開くではなく、周りのお膳立てで上手く行く感じがなんともものたりない。努力設定なのかもわからないが、その辺はさらっと触れず流れていくので、主人公の魅力が弱く、切ないシーンもなく、運命の番というだけで、愛され微妙。
婚約者がいるのに、、
公爵令嬢のヒロインは第一王子の婚約者。
とは言っても、惰性で過ごすだけで会話も全く弾まない冷めた仲。
ゲームの世界に転生した悪役令嬢になったことに気づいて、回避するため隣国に留学したら、偶然出会った国王に「ようやく見つけた番だ!」と言われて。。
まだ婚約者もいるのに、どうなるのでしょうか。
好みの問題
好みの問題だと思いますが、私には合わなかったです。
前世の記憶を取り戻し死ぬことを回避するために他国へ留学、そこが祖先に獣人がいた国で今でも番を求める獣人の血が強い人がいてる。ここまで読めばヒロインが番になることも読めます。しかし恋愛に重きを置くにしては溺愛感がほぼないです。タイトルに溺愛とありますが、くっつくまでの話が長いので大切にされてるなぁくらいで終わります。
あと自国の元婚約者の罪を責めるシーンでヒロインが元婚約者の罪が重すぎるといいますが、監禁と強姦未遂ですよね。婚約者の同意が無いだけとか言うてますが大事ですよ。それも皇太子の立場ではしてはいけないことです。
何に重きを置きたいのかよく分からない話でした。獣人をスポットにして番に重点を置くのか、転生モノとして重点を置くのか、断罪物なのか。全てが中途半端に感じました。