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Posted by ブクログ
ホラーかと思ったが凄く緻密に練られたミステリー。酷い監禁状況の描写と共に誰が犯人?と言う思いにも応えてくれたと思う。読みながらも鳥肌立ったゾワッとする作品。
Posted by ブクログ
読み初めから 何だか
ずっとザワザワ。
不協和音のような。
不安にさせられるような。
交通事故で重傷を負った母親が
娘に付き添われ
救急車で 病院に
搬送されるシーンから
始まります。
これは、母娘??本当に?
一方で
14年前 パーティー帰りに
忽然と姿を消した女子大生が。
もしかしてー?
重傷の母親に付き添ってきた少女も
失踪した娘を探し続ける父親も
みんなが 何となく
ちょっとずつズレているというか
普通ではない感じがして
ザワザワ。
きっと 誰かが
何かを隠しているに違いない
という予想が
何度も裏切られ
不思議な味わいを持つ
エンディングへ。
これが デビュー作とは
思えません。
一気読みでした。
Posted by ブクログ
確かに言わなくてもいいことを詳細に語る必要はないけど遺体が別人だと気づいたときそれをなぜ隠すのかわからないし嘘つくのは違うでしょ。
どこか弱い印象の登場人物たちの中で唯一強さを感じるエピローグで終わったのはすごく良かった。
不倫が原因だったりヤスミンから声をかけたこととかキルスティンとの関係性とか蛇足に感じる部分もあったけど、全体としてはまぁ普通。
Posted by ブクログ
実際に犯人に酷いことをされていたレナ、ヤスミン、ハナの視点よりもマティアスのターンが一番読んでて辛かった。
犯人やレナの人物像についてもう少ししっかり書かれてたらなーと思わないこともないけど、焦点をヤスミンとハナに当てて展開をコンパクトになってるこっちのほうが良かったのかも。
最後のページがとても良かったです。