【感想・ネタバレ】山手線探偵2 まわる各駅停車と消えた初恋の謎のレビュー

あらすじ

神出鬼没の山手線探偵・霧村雨。小学生助手のシホと自称ミステリ作家のミキミキさんと一緒に、今日も難事件に挑む! メイドカフェで依頼された今回の調査内容は『初恋の想い人』捜し。しかし山手線探偵のニセモノ出現により、思いもよらない未解決殺人事件に繋がっていく……。山手線を舞台に、謎が謎をよぶ、傑作ユーモアミステリ! 人気シリーズ第2弾!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

初恋の人に似てい少年を捜す依頼から、ある事件の真相へと辿り着く。初恋の人について語るトメ子さんが微笑ましかった。今回も推理が行き詰まったところで、シホちゃんの閃きで真相に近づく。前作の終わり方から、霧村さんとシホの出会うきっかけになった事件について触れられるのかと思ったら、全く触れなかった。その部分は次回描かれるのだろうか?どちらにしても、このシリーズが好きなので次作も楽しみです。

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2017年02月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

作風自体は変わらずで小学生がストーリーテラーなのにもかかわらず、内容としては横溝的な因習漂う時代の話だった。

でも、よくよく考えたら氏は「死亡フラグが立ちました」の人だったわけで、あれもコメディタッチとは言え、同じようなシチュエーション。アーバン・レジェンド出てくるし(笑)。前作も複数の事件が実はどこかでつながっているというしっかりしたプロットだった。叙述ミステリー的に、キャラクターとか時々透過されるインパクトある情報に踊らされるみたいなところが特徴として考えると、今回はまだストレートだったかもしれない。

今、3巻を読んでるところだけど、改めて1巻を読んで、そのつながりをしっかり確認したいところ。

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2024年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「70年前の初恋の人とそっくりな小学生を探して」雲をつかむような人探しから、70年前の山奥の村で起こった殺人事件へとつながった今回。戦争は普通の人を狂気へと追いやる。平時にいる私たちから見たら戦争時の話は「異常」と思えるけど、「異常」は「普通」であり、「異常」とわかっていても声をあげえることのできない空気があったんだろうな。シホと霧村さん過去は今回も出てこなかった。3巻では出てくるのかしら。

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2016年06月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

てっきりシホと霧村の出会いかと思ったら、全然かすりもしなかった。著者のステマに萎えた。次こそ出会い編希望。

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2013年04月25日

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ネタバレ

山手線探偵第二弾。
相も変わらず、山手線の車内を事務所に。
前回の活躍によって、ちょっとは有名になったのか、偽物がでたりもする。

山手線要素があんまりない。登場人物の何人かが山手線沿線に住んでいることぐらい。事件の舞台にもなるはなくでもなく、単なる移動手段になっているのがいなめない。

事件自体は突拍子もないものではなく、謎解きとしてはごくごく普通な事件。
廃村となった龍墓村の未解決事件を解いていくのはいいんだけど、
ここにたどり着くまでの回想やらなんやらが長いような。

そのわりには、解決部が短い。

登場人物の個性でもっていってるような感じ。
シリーズ化するのなら、キャラを掘り下げるか、謎の質を上げるかのどちらかが必要かも。

作中、作者の他の作品やそれらの人物が登場。
実は、これらは同一世界だったのかと認識。
この辺がうまく絡まれば、七尾与史ワールドとしてはおもしろくなるのでは

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2013年03月10日

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