【感想・ネタバレ】僕は上手にしゃべれないのレビュー

あらすじ

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小学校の頃から吃音に悩んできた主人公・柏崎悠太は、中学入学式の日、自己紹介のプレッシャーに耐えられず、教室から逃げ出してしまう。なんとかしたい思いから、「誰でも上手に声が出せるようになります」という部活勧誘チラシの言葉にひかれ、放送部に入部する。クラスメイトで同じ新入部員女子や、優しい先輩、姉など周囲の人に助けられ、途中くじけながらも少しずつ変わっていく悠太の、葛藤と成長の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルを見て、気になって読んだ本。私も上手に喋れないなって思うことが多く、ヒントを得たい気持ちもあった。ストーリーや後書きによれば、吃音を治す手立てはなかなかないらしい。
生活していく上で必要な会話でハンデがあるというのは苦しいだろうな。主人公の悠太くんのように、聞けば周りの人があれ?って思ってしまうような話し方の場合、そして、周りの人たちの気持ちを細やかに感じ取れる人ほど、辛いだろうなと思う。
相手の状況に対して、驚くことはあっても、それを馬鹿にしたり、詮索したりして相手を傷つけないようにしたい。自分は普通じゃなくて辛いと思っても、普通の人なんていないと、自分のできなさを受け入れながら生きていかなきゃ。
何年生きていても知らないことが山ほどある。本はいろんなことを教えてくれる。いろいろなことに出会わせてくれる。この夏いっぱい読めたらいいな。

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2025年07月22日

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