僕は上手にしゃべれない

僕は上手にしゃべれない

1,650円 (税込)

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小学校の頃から吃音に悩んできた主人公・柏崎悠太は、中学入学式の日、自己紹介のプレッシャーに耐えられず、教室から逃げ出してしまう。なんとかしたい思いから、「誰でも上手に声が出せるようになります」という部活勧誘チラシの言葉にひかれ、放送部に入部する。クラスメイトで同じ新入部員女子や、優しい先輩、姉など周囲の人に助けられ、途中くじけながらも少しずつ変わっていく悠太の、葛藤と成長の物語。

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僕は上手にしゃべれない のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年01月23日

    この本の読書感想文が、書かれていたのを見て読んでみた。
    主人公の男の子の会話がそのまま文章になっていて、それが悩める子どもの叫びに聞こえる。
    中学生時代に、感想を書きたくなるような本に出会えるのって貴重な体験だと思う。

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    Posted by ブクログ 2022年05月25日

    主人公は吃音というハンデを持つ中学生の男の子、柏崎悠太。
    悠太が初めて自分は他の人とは違う、と感じたのは小学校一年生の時、学芸祭の演目でたった一言のセリフが言えなくて、その出来事はずっと彼にとって辛い思い出として残ってしまっている。
    中学入学を機に、頑張ろうと自分を奮いたたせる悠太は、自己紹介で言う...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月30日

    自分を変えたい、でも変えられない。この葛藤の中で、立ちすくみ、そして、一歩踏み出す感覚。胸が締めつけられる。

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    Posted by ブクログ 2021年06月07日

    吃音症という言葉を始めて知りました。
    「自分もみんなと同じように普通に喋って、普通の生活がしたい、でも普通に喋れない」バカにしてきたり、笑われることもあったけど友達、先輩、先生、家族たくさんの人が支えてくれ、助けてくれた。そこから苦しいのは自分だけじゃないと知った。とても感動的で、勇気が出る作品でし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月17日

    吃音で上手く喋れない中学生のお話です。話すたびにからかわれたり、笑われたりされて、話すことから逃げてしまう悠太。みんな優しくしてくれるが、吃音でない人には、この苦しみは分からないと言ってしまう悠太。確かに分からないかもしれないが、自分自身のことをよく理解してくれていた家族。そこからだんだんみんな苦し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年03月07日

    泣けた。普段いかに自分が恵まれている存在なのかをわからせてくれる、改めて考えさせてもらえた本。自分が障害がないだとかまわりの人といっしょだとかで恵まれているとかではなく、自分のまわりに自分を心からわかってくれる存在が一人でもいることを気づかさせてくれた。
    一つや二つの頑張りで終わるのではなく、新たな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月01日

    児童書ということもあって字が大きいのとすこし分厚いかな?と思いきやそんなことはなく、かなり読みやすい内容になっている。
    知り合いに一人似たような子がいたのだけれども、ふざけたりしてやっているのだとばかり思っていて、この本を読んでとても後悔した。
    確かに障害だというにはあまりにも優しく、障害だとは認め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月24日

    吃音の中学生の話
    感受性の豊かな年頃に苦しい気持ちをたくさん抱える主人公にせつなくなる
    最後は号泣しながら読み進んだ
    感動でした

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    Posted by ブクログ 2022年10月01日

    吃音のある男子中学生悠太、初日から自己紹介ができず、教室から逃げ出してしまう。
    友達も作れず、不安だらけのスタート。
    しかし隣の席の女子、古部さんと放送部に入部し、なんとか楽しい中学生生活が送れると思ったが…。
    吃音って周りが思っている以上に本人は辛いのだろう。
    何でもそうだと思うが、上手くやらなけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年07月04日

    自分の子どもが吃音だったら、と思いながら読んだ。
    当事者でないとわからないであろう思いや感覚が言語化されていて、かなり刺さった。
    小説の細かい内容はきっと忘れてしまうけれど、
    いつか吃音の人と関わったときに、この本を思い出して、読み直すと思う。

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