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小学校の頃から吃音に悩んできた主人公・柏崎悠太は、中学入学式の日、自己紹介のプレッシャーに耐えられず、教室から逃げ出してしまう。なんとかしたい思いから、「誰でも上手に声が出せるようになります」という部活勧誘チラシの言葉にひかれ、放送部に入部する。クラスメイトで同じ新入部員女子や、優しい先輩、姉など周囲の人に助けられ、途中くじけながらも少しずつ変わっていく悠太の、葛藤と成長の物語。
Posted by ブクログ 2022年05月25日
主人公は吃音というハンデを持つ中学生の男の子、柏崎悠太。
悠太が初めて自分は他の人とは違う、と感じたのは小学校一年生の時、学芸祭の演目でたった一言のセリフが言えなくて、その出来事はずっと彼にとって辛い思い出として残ってしまっている。
中学入学を機に、頑張ろうと自分を奮いたたせる悠太は、自己紹介で言う...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月07日
吃音症という言葉を始めて知りました。
「自分もみんなと同じように普通に喋って、普通の生活がしたい、でも普通に喋れない」バカにしてきたり、笑われることもあったけど友達、先輩、先生、家族たくさんの人が支えてくれ、助けてくれた。そこから苦しいのは自分だけじゃないと知った。とても感動的で、勇気が出る作品でし...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年09月17日
吃音で上手く喋れない中学生のお話です。話すたびにからかわれたり、笑われたりされて、話すことから逃げてしまう悠太。みんな優しくしてくれるが、吃音でない人には、この苦しみは分からないと言ってしまう悠太。確かに分からないかもしれないが、自分自身のことをよく理解してくれていた家族。そこからだんだんみんな苦し...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年03月07日
泣けた。普段いかに自分が恵まれている存在なのかをわからせてくれる、改めて考えさせてもらえた本。自分が障害がないだとかまわりの人といっしょだとかで恵まれているとかではなく、自分のまわりに自分を心からわかってくれる存在が一人でもいることを気づかさせてくれた。
一つや二つの頑張りで終わるのではなく、新たな...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月01日
児童書ということもあって字が大きいのとすこし分厚いかな?と思いきやそんなことはなく、かなり読みやすい内容になっている。
知り合いに一人似たような子がいたのだけれども、ふざけたりしてやっているのだとばかり思っていて、この本を読んでとても後悔した。
確かに障害だというにはあまりにも優しく、障害だとは認め...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月01日
吃音のある男子中学生悠太、初日から自己紹介ができず、教室から逃げ出してしまう。
友達も作れず、不安だらけのスタート。
しかし隣の席の女子、古部さんと放送部に入部し、なんとか楽しい中学生生活が送れると思ったが…。
吃音って周りが思っている以上に本人は辛いのだろう。
何でもそうだと思うが、上手くやらなけ...続きを読む
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