【感想・ネタバレ】TAS 特別師弟捜査員のレビュー

あらすじ

関節を有り得ない方向に曲げ、赤黒い血溜まりの中で死んでいたのは、学校一の美少女だった──。飛び降り自殺と噂する生徒。転落事故と主張する校長。騒ぎ立てるマスコミ。校内外が騒然とする中、クラスメイトの慎也は、ある引っ掛かりを覚えて事件性を疑う。そこに従兄で刑事の公彦も加わり、二人は潜入捜査を開始する。猛スピードの展開、予想だにしない結末。ノンストップ学園ミステリー。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

高校で起きた転落死を被害者の同級生とその従兄である刑事が真相を暴く展開。
その高校の演劇部が舞台となっており、そこでのエピソードが色々語られ、残りの数ページで真相が語られるのはちょっと一気に行き過ぎな感はあった。
事件の真相が1つではないところなどは中山氏らしい展開であったが、真相に気づいた慎也は何とか立ち直って欲しいと思う。

0
2024年11月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

さすが中山七里作品、一気読みの挙句、最後の最後でやっぱりぬあぁっ!となりました。ただ、全体的にはちょっと読めてしまっていたのでそれほどでも。
今までの作品での葛城がもう少し幼い印象だったので、新たな面が見れて良かったかな。猫の話の件はすごく良かった。
ってか宮藤刑事ってお兄さん映画監督とかじゃなかったっけ?その辺りの繋がりでもっと絡んでくるかと思ったけど、さすがにそれは煩すぎるかw

0
2021年06月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

初期の中山七里をすっ飛ばして御子柴弁護士シリーズからずっぽりハマった身としては、初期寄りの登場人物たちに軟らかさというのか軽さを感じて、そこまではハマれません。単に面々が若いだけで、その若さに私が戸惑っているのか(笑)。

しかし思いの外、彼らの演劇への情熱にほだされ、脚本がよければどうにかなるところを見せてもらえました。

誰にでも優しくて努力家で自分をひけらかすような真似をしない人だからこそ恨まれる。こうして考えてみると、世間の殺人の動機のほとんどが「嫉妬」で括れてしまうのかも。

若い子と組むなら葛城刑事!?

0
2021年05月16日

「小説」ランキング