【感想・ネタバレ】魔術師ペンリックの使命のレビュー

あらすじ

ペンリックは、アドリア大公からセドニアのアリセイディア将軍に宛てた内密の手紙を携え、船でセドニア帝国に向かった。だがなぜか港についた途端、間諜として拘束され、投獄されてしまう。自らの内に棲む庶子神の魔デズデモーナの助けで牢を脱出したはいいが、なんとか尋ねあてた将軍は既に捕らえられ、両目をつぶされていた。最初から全てが将軍を狙った政敵による罠だったのだ。責任を感じたペンリックは医師と偽り、将軍の手当てを買ってでる。だが再び将軍のもとに敵の手が……。表題作を含む中編3編を収録。〈五神教シリーズ〉最新作!/【目次】ペンリックの使命/ミラのラスト・ダンス/リムノス島の虜囚/訳者あとがき

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Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった。
ペンリックの人柄に加えて、アデリスとニキアのキャラクターも好き。
最初から、アデリスに起こった悲劇に切なくなりながらも、ニキアとペンリックが支える姿は、良かった。
「あいつは頭がおかしいのか」
ところどころのユーモアもツボだった。

0
2025年11月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

好みの作品が登場すると既知の作品と比べてしまう悪癖があるのだが、気に入っている作品の類似性や相似性で楽しむのも読み手の特権だと開き直っている。五神教シリーズは、古き良き『辺境警備』を彷彿とさせていい気分にさせてくれる。おおごとにならない物語もまた好みである。

読中に感じたのは、ペンリックシリーズではなく、デズデモーナシリーズにするつもりなのだろうかということだった。
読後には、これで終わりにするつもりだったのだろうかと感じていた。人気がなかったのだろうか、と。
さにあらず? 続刊が発表されているようで翻訳が待たれるところ。

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2022年03月11日

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