【感想・ネタバレ】捜査一課OB ぼくの愛したオクトパスのレビュー

あらすじ

初老の巡査長・鉄太郎と、若手キャリアの警部・賢人が取り組む連続強盗傷害事件の捜査は難航していた。そんな折、賢人と母の久子は瀕死のタコを海で助け、自宅で飼うことに。夫を亡くしてから元気のなかった久子が、タコにソクラテスと名付け世話をするうちに明るさを取り戻していくのを見て、最初は馬鹿にしていた賢人もタコの持つ不思議な能力を認めるようになっていった。鉄太郎の身勝手な捜査に振り回されて悩んでいた賢人は、ソクラテスとの触れ合いによって事件解決のヒントを得て、次第に犯人に迫っていく――。
「SRO」「警視庁ゼロ係」など人気シリーズの著者、最新作書き下ろし!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 警視庁のエリート刑事の賢人は、海で瀕死のタコを母と拾う事になり、自宅で飼うことに。そして一匹狼のたたき上げ刑事の鉄太郎とバディを組み事件を追うが、逮捕された犯人は冤罪の可能性が出てきて….

 賢人の母が助けたタコのソクラテスとの出会いが何とも不思議で、更にそのソクラテスとの会話も中々ファンタジーでした。
 現場のたたき上げの鉄太郎も中々強烈なキャラでしたが、賢人とのコンビはウマがあっていた様に思えました。

 犯人はかなりのサイコパスでゾッとしましたが、ソクラテスのお陰で逮捕できて良かったです。
 ソクラテスは残念でしたが、また次もタコを飼うのかな?

0
2021年07月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

なかなかユニークな作品。タコがどう絡んでくるのかと思ったらソクラテスとしてくるとは思わなかった。鉄太郎を優秀な刑事として強調しているわりには優秀さを感じるとこがなかったり翔太を釈放した後はほっぽらかしにしていたりツッコミたいシーンが散見するが読物としては成立しているのでそれなりに楽しめた。

0
2021年08月18日

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