【感想・ネタバレ】障害者とともに働くのレビュー

あらすじ

「働く」って何だろう? 「仕事」をするのは何のため? 「障害のある人の労働」をテーマに,障害者が働くさまざまな企業や事業所の事例を紹介します.テレワークの広がりやAIの導入など人々の働き方が大きく転換するなかで,誰もが笑顔で働ける社会のあり方を考えます.

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Posted by ブクログ

ネタバレ

労働はお金を得るためだけでなく、生きがい、アイデンティティ、 人間関係の充実、大人としての成長に大きな影響をもたらす。
なりたい職業につけたり理想の職場で働けたりと順風満帆な生活を送ることはさすがに難しくとも、働く中で社会との繋がりを感じ自分の立場を肯定できることは、生きる上で重要であり欠かすわけにいかない。
五体満足で生まれた者にとって労働は当たり前であり、なぜ働くのかという質問を投げかけても、それは「なぜ生きるのか」「なぜご飯を食べるのか」 という根源的で哲学的な質問と同じように認識され、しかめっ面をされるかもしれない。
生命活動を行う上でそれだけ欠かせない労働だが、働きたくても働けない障害者がこの世の中にはたくさんいる。
本書では働くことの重要性を説いた上で障害者の労働環境の実態、AIやテレワークの普及によりもたらされる変化について、そして今後みんなが幸せな暮らしを送っていくにはどうしたらいいのか、健常者でも障害者でもお互いがお互いを尊重できるような優しい環境作りについて詳しく書かれている。

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2024年10月27日

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