あらすじ
裸のヤドカリが殻をよこせと腹でピタピタ威嚇し、ヤマネはフクロウの声を怖がり、手塩にかけた3匹の子モモンガは無事に森に帰る――
自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
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Posted by ブクログ
目次
・子モモンガを育てて彼らが森に旅立つまで
・ヤギはほかのヤギたちの鳴き声を聞いて誰が鳴いたかわかっているか!?
・私のホンヤドカリについての思い出と今
・ニセショウロというキノコの表面に絵を描いた話
・夜行性の小動物ヤマネはフクロウの声に強烈に反応する
・ヤギは尾をふって「これは遊びだよ」と相手に伝える
・私のスギについての思い出
今回の白眉はモモンガでしょう。
育児中に不慮の事故で亡くなった母モモンガに代わり、生後間もない子モモンガ3匹を育てることになった小林先生。
その苦労は、そして創意工夫は本書を読んでもらうとして、ふんだんに差し挟まれる子モモンガの写真が愛くるしすぎてたまらん。
あと、たった一枚あったヤマネの写真もよい。
目も含めて全体にきゅうっとしているの。
今回は写真を見ながらニコニコにまにま時間増量です。
よく考えたら、今回は蛇とか虫とかそんなのがないからだ!
やはり足は2本ないし4本がよいと思われる。