あらすじ
「悪くないなと思って。惚れた女に世話を焼かれるのは」
魔王を倒した勇者一行。戦いで力を使い果たした魔女ゼラが目覚めると、仲間だったはずの聖女が“ゼラが勇者に振られたのを恨み国に害を為す”という噂を流していた。身の危険を覚えて逃げだし身を隠し暮らす中、密かに思いを寄せていた美貌の聖騎士レナードが彼女を探しあて、熱烈に口説き出す「わかったか。俺も男だということを」だが各地で魔物が再び暴れ出したのが、ゼラのせいにされて!?
書き下ろし番外編も収録!
※こちらの作品にはイラストが収録されています。
尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何度も読んでいる作品です。
黒魔女(ヒロイン)、聖騎士(ヒーロー)、勇者(王子)と聖女で魔王を倒し帰城するがそこで自分に関する嫌な噂を聞き、住んでいた森に帰ろうとしたヒロインは途中で魔力不足により断念。森番小屋を見つけるがそこには白骨化した遺体があり…。
主人公たちに負けない魅力の持ち主の骨(スケさん)が良いです。
ヒロインが可愛い
ヒロインが可愛くて、幸せになって良かった。最後いろいろ伏線を回収するのにバタバタしていて、何故聖女の悪巧みが明らかになったのかわからないし王子もいきなりまともになっているけど、それでも可哀想だったヒロインが幸せになってくれて良かったです。
内容がしっかりしていた。
題名は内容と合っていません。
最初っから勇者をこれっぽっちも好きではなかったし……
聖女の陰湿さなビックリです。みんな騙されてヒロインが可哀想です。
でも、ヒーローだけはしっかりとヒロインを見てくれて良かった。
初めの方で後の流れが読めてしまったが、面白かったです。
エロシーンは少なめですし、言い回しが途端に堅苦しくなり読む気になりませんでした。エロシーンが少ないが、その分内容がしっかりしていました。
異世界ちゃんこ鍋
魔王もいるし、異世界もあるし、転生も転移も悪女聖女何でもかんでも異世界物の多くの要素が盛り込まれた感のある世界でした。ヒロインが健気でかわいい、ヒーローが一途で良い。そしてスケさんがいい味を出していました。一番いい味を出していたのは、スケさんだった。
イラストが表情が固くてちょっと残念。
うーん
まず、タイトルは嘘でした。黒魔女は勇者に振られてなどいないし、勇者に片思いすらしていない。聖女の嘘と聖騎士の思い込みがタイトルになったような感じ。
何も知らないネガティブな黒魔女(ヒロイン)視点なおかげでかなり振り回され、彼女の思考回路にもイラッとすることが多くて、残念ながら自分には合わない作品でした。
悪役の聖女が異世界からの転生者という設定とスケさんのキャラが面白かったので☆3。
可もなく不可もなし
偽聖女によって悪女に仕立てられたヒロインと彼女を大好きなヒーローのおはなし。
ヒーローが別の婚約者と結婚すると絶望し森の中に引きこもり隠居生活。実は全て勘違いでヒーローはヒロインを探して辿り着き、色々あって無事結ばれました。
何だかんだ一番の曲者は勇者な気がします。真っ直ぐ過ぎるヒーローと純粋過ぎるヒロイン。偽聖女でさえも悪女なのを知っていて良いように使う辺りがなかなかでした。