【感想・ネタバレ】幽霊消防団員~日本のアンタッチャブル~のレビュー

あらすじ

活動をしていないのに自治体から一定の公金を受け取る「幽霊消防団員」。全国的に広がるこの問題は、関係者の間で誰も触れることのできない「闇」となって令和の時代まで受け継がれてきた。なぜ、これまで放置されてきたのか。取材から次々と浮かび上がってきたのは驚くべき実態だった。公費を使った飲み会、「研修」という名の慰安旅行、政治との深い関係……。自ら被災経験を持つ若手新聞記者が、葬られてきた「タブー」に挑む!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

著者も認めるパンドラの箱。地域防災の担い手消防団の闇。実際には活動していない団員の手当をプールして旅行や飲み会にあてているという。

筆者は毎日新聞の記者。新聞で取り上げた内容を膨らませた物だが、単行本としては中身が薄いか。同じような内容が延々と続く。

不祥事はあってはならないが、頑張っているその他大勢の消防団員について、もっと触れてほしかった。

なぜか消防総監(東京だけです)が、国会で全国の消防団員のことを答弁(質問者:片山虎之助)したり取材力の不足するところも。

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2021年05月29日

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