あらすじ
恋人関係より、信頼関係。一夜限りでもなく、付き合う訳でもなく、身体のみの関係でもない、ゆるくて気楽で、なおかつえっちぃ“フリーダムフレンド”となった村田♂と友香♀。姉の徳子と仲良く夕飯を食べていた友香は、ふとした会話の中で、ついつい村田との関係を隠してしまう。一方、友香の服を着て出社した村田に対し、女の影を感じた上司の今下♀は、あるとんでもない行動に出てしまって…？ 自由な男女が織りなす大人の日常系、緊張の第5巻。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
匿名
高級店での一幕が特に感じ入った
場違いにおしゃれなレストランに入った二人。
小奇麗な奥様二人がテーブルマナーに沿って綺麗に食事をしている。人脈自慢のような会話をしている隣のテーブルをチラ見しながら、友香が急に小声になっていくシーンが特にこの作品のリアルさが出ていると思う。
20代前半、お金や身分が無い人たちには、隣のテーブルの会話はただの「港区奥様の嫌味」にしか聞こえない。しかし、身分が高くなりお金も人脈も持つようになると、それが嫌味でなく、情報交換＋世間話になるんだよね。でも、まだ若い主人公二人はテーブルマナーが悪くて服装もスマートカジュアルですらない。彼らは自堕落で飾らない分、壮年になると持つべきものをまだ「持っていない」のだ。友香の小声と、奥様方の会話が「楽」じゃないので、「あ”ー！」と我慢できない子供のように反り返ってしまう。
「こういうのがいい」ではなく、二人の「こういうのが楽だ」を象徴するシーンですね。
会社関係
今回の巻は2人に中心ではなく2人の会社ないの関係が明らかになる回でした。
ほぼ片思いが多くみんなわかりやすいので読んでいてニヤニヤしてくる。
