あらすじ
★生理のことはこの1冊で大丈夫! ★
★生理痛とPMSは自分の力で改善できる★
★生理のデータが集まったのは、この本が日本初! ★
★2万人調査の最新データがすべて載っています★
★★はじめてわかった★★
・現在の標準データは「約60年前のアメリカのもの」
・生理痛の痛みを生むのは「肉に含まれる油」なので魚を多めに
・20代をピークに、30代、40代と血の量は減る
・閉経の平均は49.5歳
・卵子の量が少なくても子どもは生まれる
★生理痛は、自分で軽くできる★
婦人科のお医者さんが現在使っている日本女性の生理のデータは、なんと、1962年にアメリカの一地域で取られたデータでできています。国も人種も生活習慣も違う古いデータです。
つまり「日本女性の正しい生理はこれ」と示せるほどのデータは、今も昔もなかったということです。なぜ、これまで誰も「正しい生理」についてデータを集めて、解明しようとしてこなかったのでしょうか。
大きな理由は、生理は病気ではないからです。
もうひとつは、政治の中心がずっと男性だという時代のせいだとも考えられます。
また、生理痛やPMSがひどいと病院に行っても、痛みどめを出されるだけ、という経験はありませんか? これも、生理についてのデータがこれまでなかったから行われていたことだといえます。
しかし最近はAIが発達してきて、生理にまつわるデータを集められるようになってきました。
生理に関わることは、ようやくデータが集まってきて、解明途中だと言えます。この本は、最新の生理のデータを集めた日本で初めての本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
令和に出されている女性の体についての本
論文ベースに話がされていて安心感。後ろに参考文献も載っている。
実践しにくそうなことも、ハードルを下げたやり方を提示してくれていて、とても良い。
これを機に魚料理を2回、牡蠣料理を2回した!
たくさん食べて髪と肌をキレイにします!
Posted by ブクログ
毎月毎月、生理いらないって泣きながら動けなくなる、そんな生活をやめたくて手に取りました。なぜ生理が起こるのかから始まり、何の栄養が必要なのか、日常生活で取り入れやすい方法まで、やさしく書いてあって、自分を助けられるかもしれない道はあるんだと思えただけでも良かったです。毎日のご飯に少しずついいものを足していって、もう自分を傷つけるのをやめたいです。
Posted by ブクログ
現在の標準は、約60年前のアメリカのデータ?!衝撃的な前書きから始まる本書。最新のデータを使ってロジカルに説明されています。何度も繰り返し読みたい本です。女性の体を持つ人だけでなく、すべての人に読んでほしい。
NDC 495.13
Posted by ブクログ
激推し、の一冊。
もう、いまの時代、生理に性別とか年齢とか関係ない。(「生理」って言葉使うことも、もうタブーじゃないよ!(大声) )
人間ならみんなで共有したい情報だと、わたしは思う。
そして、もちろん、特に女性には激推しの一冊。
専門家ではないからこの情報が正しいのかは、わからないけど、細川モモさんの伝えてくれている情報をもとに、もう一度、生活の仕方見直していくきっかけになると思う。
あと、ここに書いてあること、めちゃくちゃためになることがたくさん載ってるのに、始めるのが全然難しくない。
忙しいひとも、お金が足りないひとも、どんなひともやりやすいように、手がつけやすいように書かれてる。
とっても有益な本だと思います。
毎月つらい思いをしてるひとはもちろん、みなさん、ぜひ一読を。!
(※生理が苦しいひとには、本当におすすめです。)
Posted by ブクログ
データの本だけど、生活習慣や食事の改善が主な内容で、自分に役立ちそうなところをピックアップしていけば良いと思う。
日本の生理のデータがそんなに古いものしか無かったとは知らなかった。新しいデータがやっと増えてきているので、今後の医療機関などに役立って欲しい。
Posted by ブクログ
快適な生理のために。
全ページ2色刷でなにげに見やすい。イラストは無いよ。
・マグネシウム…PMS緩和に不可欠なセロトニンなどを作るために必要。主食は胚芽米やライ麦パンなど精製されてない茶色い物がよい。アーモンドや納豆、豆乳、シラスや味噌醤油にも。1日290mgが理想。大体50mgだとアーモンド10粒、納豆1パック、豆乳200ml、しらす大さじ2.5など。お風呂に「にがり」を入れて皮膚吸収も。
・カフェインは敵…マグネシウムや鉄、カルシウムを排出してしまう。コーヒー1杯150mg、紅茶30mg、ウーロン茶や緑茶は20mg、麦茶は0!麦茶はタンニンも入っていないのでおすすめ。どうしてもカフェインを飲みたいなら食事中は避ける。
・プロスタグランジン…子宮収縮が生理痛の原因。この痛み物質は油でできている。オメガ3系と呼ばれる油は、魚やエゴマ油、亜麻仁油に含まれていて、生理痛を軽くするが、意識しないと取りにくい。加熱に弱い(煮る焼くで15%減、揚げると50%)ので刺身がおすすめ。サプリも良いが3ヶ月は続ける事。オメガ6系はバターや肉や牛乳サラダオイルで、意識せずとも取り過ぎてしまう。オメガ9系はオリーブオイルやゴマ油やアボカド。
・セロトニン…心の安定担当。材料はトリプトファンとビタミンB6そして炭水化物。これらが多く含まれるのは、魚、バナナやキウイなどの果物、納豆などの大豆、ナッツなど。1日あたり豆なら30粒なので納豆でおけ。ナッツは7〜10粒程度。糖質をとるとセロトニンが増加するのでご飯食べると落ち着く。PMSの時はセロトニンが低下する。
・朝の散歩…セロトニンは食べるだけではダメで、太陽(朝日)を浴びないとセロトニンがでにくい。プラス歩いたり噛んだりのリズム運動でよく出る。納豆ご飯か、ヨーグルトバナナを食べたら15分歩こう。逆に汗かくほどのハードな運動を30分以上すると減る。
あとは女性に絶対的にたりない鉄分を取るには鉄玉子!鯛の形の紐付きのを買ったよ。氷やアイスが好きな人は鉄分が足りないらしいので。
Posted by ブクログ
もはや内容は食事の本。
その点に関しては面白かった。
ただアンケートを取っている人数が少ない割に、そのアンケートを根拠に断言しているので、その点は△
たとえば朝食を食べた方が生理痛は軽い。と断言されているけれど、正確には【人による】が正解。
なのでこの本が絶対正解!と考えるよりも、あくまでも目安とした方が良い。