【感想・ネタバレ】異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読むのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

この世には存在しないものを人間の想像力で表現することは絵の大きな価値の一つだなと、改めて感じました。

といいつつ、私が気に入ったのは、ガスパー・フリードリヒ「ブナの森の修道院」1809-10頃と、ヴィルヘルム・ハンマースホイ「室内」1898。静かな風景の中に漂うどこか不穏な空気がぞわぞわして好きです。

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2022年11月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

妖精が好きなので手に取りました、久しぶりの中野さんです(*´▽`*)

人獣、蛇、悪魔と天使、キメラ、ただならぬ気配(空間と建物(?))、妖精・魔女、魑魅魍魎が取り上げられています。

全裸の絵が多かったなぁ。

個人的に一番印象深かったのは
廃墟となったルーヴルのグランドギャラリー想像図/ユベール・ロベール…SFとしての絵画。昔の人の考えていた"if"が絵画として観られるのが面白い。

その他気になった作品
ハルビュイア/作者不詳
アントワネットのプロパガンダ作品、よくこんな気持ち悪い絵が描けるなぁ…。

森の火事/ピエロ・デ・コジモ
人面獣、こっち見んな、笑ってしまう。

オルガス伯の埋葬/エル・グレコ
顔だけ(体のない)天使…、悪趣味すぎる!!

処女と一角獣/ドメニキーノ
一角獣の顔の表情がセクハラめいている…。

エル/ギュスターヴ=アドルフ・モッサ
1905年に描かれたとは思えないほどの現代感。

キュクロプス/オディロン・ディロン
こちらもエヴァンゲリオンの使途か進撃の巨人かというぐらい現代っぽい。

面白かったんですが、「○○は以前出版した△△を参照してください」というのが多かったので☆3つです(;´∀`)

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2022年05月28日

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