【感想・ネタバレ】いっぽん桜(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

仕事ひと筋で、娘に構ってやれずにきた。せめて嫁ぐまでの数年、娘と存分に花見がしたい。ひそかな願いを込めて庭に植えた一本の桜はしかし、毎年咲く桜ではなかった。そこへ突然訪れた、早すぎる「定年」……。陽春の光そそぐ桜、土佐湾の風に揺れる萩、立春のいまだ冷たい空気に佇むすいかずら、まっすぐな真夏の光のもとで咲き誇るあさがお。花にあふれる人情を託した四つの物語。(解説・川村湊)

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Posted by ブクログ

ネタバレ

短編4編。あまり得意でない深川駕籠シリーズ(面子・男気・粋)の後にこの人情味あふれる話は心に響いた。特に人が人を思いやる気持ちが中心に描かれ、その気持ちに感動させられる作品となっている。いつまでも変わらない人情を大切にしたいものである。一番のお気に入りは武家を離れて漁師の娘と一緒になった青年の「萩ゆれて」。

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2026年08月28日

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