あらすじ
極東の島国、扶桑の国へ上陸!
人間、人魚、翼人と鬼が争うこの地で、ついにヨソギ流のルーツにたどりつく…!!
今回の旅の目的も果たし、扶桑の国で有意義な時間を過ごしたエイサーは、ルードリア王国へ帰ることにした。
しかし、知らぬ間に生まれていた大国ズィーデンによる侵略戦争の影響で、大陸中央部では物々しい空気が漂っていた。
様変わりした国々を巡る中で、エイサーはノンナやカウシュマン、かつての友人たちが遺したものを目の当たりにする…!
時が流れ変わるもの、そして変わらぬものを心に刻むハイエルフファンタジー第四弾!!
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Posted by ブクログ
エイサーは、船旅をへて、鬼と人とが争う扶桑の国へ。槍の道場に住むゴンゾウと人魚のミズヨと知り合い、鬼と戦ったユズリハ・ヨソギの話を聞く。国の中央にある巨人が植えた巨木、扶桑樹にいたる。扶桑樹は自ら動きエイサーを樹上へ。天上に帰った樹の巨人の思い出を夢に見る。アイレナが探す巨人の世界にある白の湖の存在を確信する。
船では海賊の襲撃に会いバドモド島へ急遽寄り道、スイン船長と仲良くなる。
ミンタールの港へ。
中央ではズィーデンが周辺国家を侵略。首都の三方の門に山を築き圧迫、エルフのキャラバンと交渉させる。小国家群の中のジャンペモンでは宿屋のノンナのひ孫アイナに会う。
ルードリア王国の首都ウォーフィールに戻り、カエハの墓に報告する。
プルハ大樹海の奥にあるハイエルフの故郷へ向かう。
一方、養子のウィンは西へ行き、有牙族にサバルらとともに人間に脅かされる獣族の問題解決に動いていた。