【感想・ネタバレ】勉強する気はなぜ起こらないのかのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2022年11月14日

百冊の自己啓発本よりも本書をおすすめ。
やる気を言語化しており、自己実現が最上と思いきや、それ以上のやる気があったりと、参考になった。

ポジティブ、ネガティブ両方に向けたやる気の出し方も記載されており、問題提起だけで終わらない内容。

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Posted by ブクログ 2022年08月03日

2022/07/31
やる気が出ない理由を科学的に分析してその理由を人間の行動原理に即して分かりやすく解説してくれている本です。
やる気にもいくつか種類があって、自分の内側から湧き上がるものや、外的な要因に起因するものなどいろいろあり、それを自分たちの生活の場面ではどのように考えることがその状況に該...続きを読む当するのかということも分かりやすく解説してくれています。
何回か読み直して、もっと理解に近づけられたら、自分に対するアプローチや、他の人に対する声掛けももっと良いものに変わるのではないのかなと思いました。

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購入済み

大人にも親にも役立つ知識

yJR
2022年05月28日

産経新聞の書籍紹介で見つけ、読んでみたが勉強に限らず課題や業務に取り組む上で大人にも役立つ内容だった。自分が陥りやすい考え方を把握することで自分の行動に良い意味で対策が取れそうだと感じた。

#タメになる

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Posted by ブクログ 2021年12月12日

[読書]6 勉強する気はなぜ起こらないのか 外山美樹(2021)
第一章 やる気は内からわくのか、外からくるのか
第二章 なぜ誘惑に負けてしまうのか
第三章 目標設定で差をつけよう
第四章 やる気を左右する周囲の存在
第五章 ネガティブでも大丈夫?
第六章 やる気がなくなったとき

国木田酒任とma...続きを読むimaiとのちくまプリマー読書会の課題図書。
「やる気」のメカニズムが簡潔に書かれている一冊。
自分の勉強が続かないことに落胆している方、子どもたちの勉強に対する意欲を引き出す声かけにヒントが欲しい方におすすめでございにゃす。

「あ〜これ他の本でも読んだことある」ってこともいくつかあるけど、これが一番簡潔にまとめられているなぁ〜って思いにゃした。
久々の星5!

「やる気の分類」やる気を出す理由が、先生や親に叱られるから・褒められるからっていうのは典型的な外からのやる気であって、自律性(自己決定性)は一番低くて、自己実現のためのやる気は自律性が一番高い。

今、目の前の子どものどのやる気に火をつけよとすうるかによって、こちらの声かけや方策も変わってくる。
学年によって、その子によって今適切であろうやる気は変わってくるってことがわかりにゃした〜

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Posted by ブクログ 2021年08月27日

新しい実験の知見も入っているので、動機の心理学としても読みやすく、これで興味を持てば、参考文献から卒業研究を行うことができるであろう。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月03日

やる気とは、ある行動を引き起こし、その行動を持続させ、結果として一定の方向に導く心理的過程。
人生で成功するためにもっとも必要なものはどれだけ誘惑に勝てるかという「我慢強さ」
肯定的な有能感を形成するため、関係性の欲求を満たすため、自律性の欲求を満たすために、周囲のサポートが必須。
物事を限定的に見...続きを読むられず、永続性や普遍性が強い人間は学習性無気力状態になりやすいが、意図的に限定的な思考をするだけでも改善はできる。

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Posted by ブクログ 2021年07月22日

著者の研究テーマに関連する動機づけの基本的な心理学理論を高校生(中学生?)にも分かるように書いている。具体的な「やる気」の高め方(起こし方)も紹介されているので,試しにやってみたり,自分でもやっていたことを発見できる。心理学の入門段階にいる大学生も,難しい言葉を記憶して理解した気になるより本書のよう...続きを読むな表現を通して理解を深めた方がよいだろう。内発的動機づけと外発的動機づけ,自己決定理論,目標設定,井の中の蛙効果,防衛的悲観主義,学修性無力感。

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Posted by ブクログ 2021年07月15日

ポジティブ思考の人はリラックスすれば良い結果が出るし、ネガティブ思考の人は正々堂々とネガティブに考えれば良い結果が出るなど、色々やる気や心がけに関してためになる事が書かれていて良かったです。

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Posted by ブクログ 2021年05月28日

やる気のコントロール、、、
わかったような気がするけど、実践できる気がしない、、、
あっ、真の悲観主義になっている。防衛的悲観主義になれると良いな。

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Posted by ブクログ 2023年04月23日

基本的にやる気がないので、なにか発見があればと思い手に取った。

色々な視点からやる気を出す方法が書かれていて、結論としては自分にあったものを見つけるほかないとわかった。

単純だけど、目標を立てるのが1番かも。出来れば内発的なもので。

あと内容とあまり関係ないが、マシュマロ実験でスタンフォードの...続きを読むバイアスがかかっていたのは知らなかった。だからといって、我慢強さが成功の秘訣という本質に違いはないけど。

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Posted by ブクログ 2023年02月05日

人の「やる気」とは何か、どうしたらそれを引き出せるのか、具体的な目標設定の仕方などを心理学にそって解説したもの。思ったより目新しい内容ではなかったけれど、中高生向けとあって分かりやすくまとまってる本なので読んで良かったです。「やる気」を引き出すヒントが欲しい人には打って付けの本。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月12日

自宅でのテレワークでさまざまな誘惑に負けて仕事へのモチベーションがあがらないときの対処を学べるかも、と期待した一冊。いや、やる気がコントロールできればこんなに素晴らしいことはないのですが…。

以下、自身の整理も兼ねて。

・いわゆる内発的動機と外発的動機の2つ
・内発~が望ましいが外発~も一概に悪...続きを読むいとはいえない
・外発~にもいくつか種類があり好ましいものもある

・誘惑に負けず「やる気」を高める方法解説
 ⇒ここはちょっと月並みな内容だったかな…

・目標レベルはほどほどがよい(挑戦的&実現可能レベル)
・遂行目標と熟達目標

・鶏口となるも牛後となるなかれ⇒から来る有能感
 ⇔井の中の蛙効果
  ⇒幅広い対象と比較
  ⇒そもそも比周囲と比較しない、過去の自分と比較
・心の三大栄養素:①有能感の欲求②関係性の欲求③自律性の欲求

・ネガティブ思考も悪くない=防衛的悲観主義者

・物事は考え方次第←これが一番難しいのです…

「やる気」をコントロールする部分の解決策についてはあまり目新しいものはなく、平板な印象でしたが、「やる気」や心の解明については新しい知見を得ることができた一冊でした。

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Posted by ブクログ 2022年03月28日

「防衛的悲観主義者」というキーワードが出てくるのだが、これは私が先日読んだ「薄っぺらいのに自信満々な人(榎本博明 日経新聞出版)」の一部内容を想起させる内容があった。やはり、勉強がうまく行く人と成功する人の考え方というのは似ているのか。

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Posted by ブクログ 2022年01月04日

【感想】
「やる気」のメカニズムについて,分かりやすく書かれた一冊。
他の本で扱った内容が多く,新たな学びは少なかったが,
心理学で有名な「マシュマロテスト」の理解を深めることができた。

「マシュマロテスト」とは,幼少期の子供に,目の前のマシュマロを10分間我慢させ,できた子どもには,マシュマロを...続きを読むもう1つあげる実験である。

何人にかの子どもは,我慢することができ,大人になった時に,
我慢できなかった子と比較して,知能や年収などが高かったというものである。

実は,実験対象となった子どもは,もとから頭の良いコミュニティ属していて,
一般の子どもには当てはまらないというのが2018年に判明したのである。
(おどろき…)

それでも,この「我慢する」という行動こそが,「やる気」をコントロールするうえで間違いないのは事実である。

そのための方法として,「内発的動機づけ」「外発的動機付け」「目標設定」が重要になってくる。

「内発的動機づけ」とは,自分の意志で,物事に取り組みたいと思うことである。
ただひたすらに,「楽しいから」「面白いから」といった理由のため,「我慢する」という感覚がそもそもない。
ゲームすることだったり,運動をすることだったり,人によりけりである。

「外発的動機づけ」とは,周りの報酬によって,物事に取り組みたい思うことである。
やらないと怒られるから,褒められるから,お菓子を買ってもらえるから…。
そんな理由では,長続きしないのは明白である。
ここで,著書は,「外発的動機づけ」にも,ランクがあると述べている。
それは,自己実現や目標のためか,プライドや外からの報酬かである。
前者は長続きしやすい動機づけとなるため,次の「目標設定」をしっかり行うことで,手が進まない作業を進めることができる。

最後に「目標設定」である。
これは,最上位の目標設定を掲げた後,それらを分解し,適切な目標を常に持つことである。
例えば,「有名になりたい」のであれば,「YouTubeを発信する」→「1週間に1回配信する」→「ネタ作りを毎日行う」→「一日の終わりにメモをする」など,自分が取り組みやすいレベルまで分解して,最上位目標に着実に近づくのである。

これがうまくできると,どのくらい自分は進んでいるのかがわかり,「やる気」につながるのである。

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Posted by ブクログ 2021年10月13日

中学生向けなので基礎的な内容。一般的に誤解されていることが多いマシュマロテストをちゃんととりあげているのがいい。防衛的悲観主義も興味深い。

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Posted by ブクログ 2021年08月05日

実は知らない事が書かれているわけではない。感情(やる気)の制御の仕方を学問的(心理学ですね)な裏付けとともに体系立てて説明するもの。
なかで新鮮だったのが、ポジティブシンキングが等しく有効ではないということ。悲観主義だからこそ成功するパターンも紹介されている。当たり前だけど人によるわけだ。
こうなる...続きを読むと何が正解かは言えず、そも正解なんか存在するのかまできちゃうけど、「行動と結果の随伴性が高ければ動機付けにつながりやすい」という古典的な「目の前のニンジン」が残るだけ。ニンジンが何かも人それぞれだもんなぁ。まだまだ分からないことのほうが多いんだね。

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Posted by ブクログ 2021年06月20日

YA向け。マシュマロ・テストが偏った集団に対してのテストだったので一般化して考えるのには難があるというのは知らなかった。「頭の良さではなく我慢強さが成績に関係する」「無気力な赤ちゃんはいない」という言葉は印象に残った。

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