【感想・ネタバレ】増加博士と目減卿のレビュー

あらすじ

山賊髭の探偵が大活躍。三つの不可能犯罪に名探偵が挑む! ――山賊髭を生やした赤ら顔の名探偵・増加博士が、華麗に(?)謎を解き明かす! 作品の登場人物が、自分が推理小説の中のキャラクターであること、これから事件が起きることなどを知っているという設定の、メタ・ミステリー。「『Y』の悲劇――『Y』がふえる」「最高にして最良の密室」「雷鳴の轟く塔の秘密」を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

10年以上前に購入して積ん読だった本。「Y」の悲劇」の正バージョンは20年くらい前に読んだけれど、まったく覚えていない。3編ともメタミスならではの味わい。途中までは普通のミステリっぽく進むので、メタミスでない解決があるなら読みたかった。エジプトのピラミッドって強制労働ではなかったと聞いたことがあったような気がしたけれど、ネットで調べてみたら、そういうことが分かってきたのはここ数年のことだということで、15年くらい前に書かれた本書で強制労働説で書かれているのは致し方がない。

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2020年11月30日

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