あらすじ
シアトル・マリナーズ 菊池雄星投手 推薦
「清水さんの理論とトレーニング法を、高校時代の自分に教えてあげたい! 」
なぜここを鍛えるのか、なぜこのフォームか――
あなたは目的に合致したフォームや回数を論理的に考えてトレーニングしているか。
指導者やトレーナーに「こうしなさい」と言われたことを、その理由について考えず、理解もせず実行しているのでは非常にもったいない。
たとえば腹筋運動でへそをのぞき込むように上体を起こす人は、肝心の腹直筋を使えていない。
あごを引きすぎず、頭と背中のラインを一直線にして上体を起こせば、筋肉によりフォーカスできる。
さらに効果を上げたいなら、腹直筋だけではなく、腸腰筋も同時に鍛えられる腹筋運動・シットアップのほうがおすすめだ。
わかりやすいイラストと解説が、筋トレ効果を最大限にアップする!
●「腰痛解消のために腹筋をつける」は大間違い
●なぜ腕の太いピッチャーは少ないのか
●「ケツで押し込め! 」が下半身トレーニングの基本
●30回以上できるトレーニングは時間の無駄
●腹筋トレではおなかの脂肪は1グラムも減らない
●階段は尻を使って上れば疲れにくい
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
巷に溢れ出ているダイエット法とは違いました。運動量よりカロリー摂取量を考える。運動したから普段より多く食べて良いではなく、運動で得た消費カロリーをご褒美としてその範囲内で食べる。
やせるロジカルをわかりやすく説明しているので自分でもできると思わせてくれます。あとは継続できる情熱(熱量)があるか。やせるだけではなく色々なものに通じる考えを学べたと思います。
Posted by ブクログ
【書名】
ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える
清水忍
【目的】
ロジカルな筋トレを身に着けたい。そもそも、わたしはロジカルに筋トレできてるのか?
という問いもあり、タイトルに惹かれ本書を手に取った。
結論、本当に読んでよかった目から鱗の筋トレ本。
【印象に残ったポイント】
・ざんねん筋トレのデメリット
とりあえずやる、は意味がないどころか最悪マイナスになる。(競技パフォーマンスが落ちるなど)
・漫然とやる&思考停止でやる×、合理的にやる○
なんでもそうだなと、ちょっと反省。
・数字の罠(回数、セット数、kg数)にとらわれてはいけない
筋トレのみならず、KPIの奴隷なるべからずと再認識。
・根性系(ダッシュx本とりあえずやれ!)もときに必要
ぎりぎりの勝負では根性が優位さを生む。だから、根性をつける目的と明示して根性系トレーニングをするのは、たまにはアリ。
・フォームにフォーカス
合理的に動き、手を抜かずラクをしない。手抜きのやっつけ仕事NGとも、通じるかも。
・動作はインプットが下肢、ブリッジが体感、アウトプットは上肢
だから、地面反力が大事。いいアウトプットのためにまずは大殿筋。大殿筋を意識するためには、縦に階段を踏んで上る動作から。とても納得感があった。
・ベルトより、フォームで固める。
以前のわたしはまさにコレ。やり方が身についてないのに、補助輪つけても間違ったやり方が定着するだけ。
【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
・Howではなく、Whyから始めること。
すでに筋トレはしてるけど、なんでコレやってるのだっけ?と改めて言語化する。
・漫然とやる×、合理的にやる○
・地面反力の活用。
地面反力という著者独自の?概念があり、地面を押し込むことで反作用で挙上できるというもの。だから、しっかり踏み込むことがなんにつけ大事。
【ふりかえり・気づき】
・わたしの筋トレはロジカルではなかった
個々の動作はまじめにやってフォームもチェックしていたが、全体統合した視点で合目的だったのかあやしい。(たぶん、そうなってない)
・合理的、ロジカルに考えて取り組むことは公私にわたり大事。
・数字の罠も、なにか目標設定したときに数字にとらわれがち。本当に脳ってわかりやすいことにすぐとらわれる。
【要点】
清水忍著『ロジカル筋トレ 超合理的に体を変える』は、筋力トレーニングにおける「なぜ」を重視し、目的に適った合理的な方法で効果的に体を変えることを提案する書籍である。
各章の主要なポイント
1.ロジカル筋トレとは何か
トレーニングにおいて「なぜこの部位を鍛えるのか」「なぜこのフォームなのか」を論理的に考えることの重要性を説く。 例えば、腹筋運動でへそをのぞき込むように上体を起こす方法では、腹直筋が十分に使われていない可能性があると指摘する。
2.体幹
腹筋や腰背部の筋肉を鍛える際、間違ったフォームでは効果が半減することを解説する。 正しいフォームでのシットアップが、腹直筋だけでなく腸腰筋も同時に鍛えられると推奨する。
3.上肢
胸、背中、肩、腕の筋肉の鍛え方と、それぞれの部位がもたらす効果について述べる。 例えば、腕を太くすることとピッチングのパフォーマンス向上は必ずしも直結しない理由を説明する。
4.下肢
足、腰、尻の筋肉を鍛えることで、地面を踏み込む力が向上し、全身のパフォーマンスが上がることを解説する。 バーベルを上げる際には「地面から力をもらう」意識が重要であると述べる。
5.ロジカル筋トレで人は生まれ変わる
筋トレを自己投資と捉え、ビジネスと同様にPDCAサイクルを回すことで、効果的なトレーニングが可能になると提案する。
著者の問題意識
清水氏は、多くの人がトレーニングにおいて指導者やトレーナーからの指示を理由を考えずに実行している現状に疑問を呈している。彼は、目的に合致したフォームや回数を論理的に考えずに行うトレーニングは効果が薄いと指摘し、トレーニングの各要素に対して「なぜ」を問いかける姿勢の重要性を強調している。
対象読者とメッセージ
本書は、これから筋力トレーニングを始める初心者から、既にトレーニングを行っているが効果を実感できていない中級者までを対象としている。著者は、トレーニングにおいて論理的思考を取り入れることで、効率的かつ効果的に体を変えることができると伝えている。また、トレーニングを通じて自己投資の重要性や、ビジネスと同様に計画・実行・評価・改善のサイクルを回すことの大切さも説いている。
本書を通じて、読者はトレーニングにおける論理的思考の重要性を理解し、効果的な方法で体を変えるための知識と実践的なアプローチを学ぶことができる。
Posted by ブクログ
なぜそのトレーニングが必要が。回数や重さを重視する風潮に警鐘を鳴らす。論理的なトレーニングのススメ。
ベンチプレスの重さを競ったり、回数だけ消化するトレーニングに疑問を持たせる。どこに負荷をかけるか、どこを鍛えたいか、鍛えることで何のパフォーマンスが向上するか。論理的に考えたトレーニング。
考えて行う習慣はトレーニングだけでなく日常生活から仕事にも役に立ちそう。
日々のトレーニングに変化を与える一冊になりそう。
Posted by ブクログ
書庫百冊に登録。
常に疑問を持ち、正しいフォームで行うことが一番の近道。
回数、セット、キロに囚われすぎないことが大切。
①体幹
ツイストクランチ→起こす前にキープ
デッドリフト→反らない
②上肢
プッシュアップ→腰反らない
チェストプレス→肩つける
ベンチ(ボディメイク)→肩甲骨動かさず
(パフォーマンス上)→肩甲骨反作用力利用
プルダウン→首長いまま、肩甲骨下げ、一番外側
ダンベルカール→持ち上げ肘引き、下げ肘前出す
③下肢
スクワット→中心軸意識
ランジ→上体前方にしない
レッグプレス→しりつける
レッグカール→つま先まっすぐ
Posted by ブクログ
有酸素運動でないと、腹筋はつかない
以下の紹介されていたメニューは日々継続してやろうと思った
有酸素運動: 30分以上早歩きのウォーキング
お腹: シットアップ、ツイストクランチ、レッグツイスト
上半身: プッシュアップ、ダンベルカール、ショルダープレス、フレンチプレス(三頭筋、本書では紹介なし)
下半身: スクワット、ランジ
Posted by ブクログ
筋トレにも目的に応じて色々あるんだよ、
ってことが理解できる一冊。
目的というのは、例えば、
純粋の筋肉を付けたい(見た目重視)や
アスリートとして使える筋肉にしたい、のようなもの。
目的が異なれば筋トレのやり方も異なってくるというのが、
著者の主張で、何のためにその筋トレをやっているのか
理解していない人が多すぎる、と
本の中で解説されています。
結局、そんなことを理解できているのは、
トレーナーくらいなので、トレーナーを付けましょう、
と暗に言っている訳ですが(笑)、
本の中でもその解説が散りばめられていて
参考になります。
トレーニングをしている人は、
自分のやっているトレーニングを
見直すきっかけになるんじゃないかと思います。
タイトルの通り、主張が明快でロジカルなので、
分かりやすかったです。
Posted by ブクログ
腰痛防止から筋トレを始めた。どうせやるなら…と思います手にした本です。
30回以上できるトレーニングは意味がない(回数の問題ではなく質)。筋トレとは合理的な動作を習得すること、本来の動きを取り戻すということ。
筋肉をつける➕脂肪を落とすをしないと腹は割れない!腹筋は固めるより動きのあるトレーニングをした方が腰に良い。
尻を鍛えることは大切→足で地面を踏み込む力を鍛える。歩く時も尻で地面を押す意識で。
なぜこのトレーニングをするのか?考えよう。自分を変えたいと言う人には筋トレを勧める(筆者より)
Posted by ブクログ
文字通り論理的に考えてどのように筋トレをすべきかを指南してくれる本。イラストを使って基本的な幾つかのトレーニングの解説をしてくれている。取り上げられているトレーニングの数は多くなく、マシンを使ったものも含まれているため自宅筋トレ派にとってはあまり実践的とは言えないかもしれない。が、考え方は的を得ているため内容を参考に自分でトレーニングメニューについて見直すのがいいと思われる。目的意識を正しく持っていれば一見非合理的な根性トレーニングも頭ごなしに否定しないところなどは著者の姿勢に好感が持てる。
Posted by ブクログ
〈本から〉
「フォームの維持」を徹底
「リーズン・ホワイ」を頭に浮かべて原点に立ち返る
「手を抜かないやり方」
「ラクをしないやり方」
体脂肪さえ減らしていけば、腹筋トレなんか全くやらなくても筋肉が浮き出て腹が自然に割れてくる
筋トレとは「合理的な動作を習得すること」
すなわち「ラク」や「ズル」「手抜き」に慣れてしまった体をもう一度鍛え直して目覚めさせ、本来あるべき動きを取り戻していくということ
腹筋トレではおなかの脂肪は1グラムも減らない
体幹は下肢の力を上肢へと伝えるブリッジ
「固める」よりも「動きのトレーニング」うを重視せよ
見逃されがちな腰背部の筋肉の秘めた力
四股や鉄砲は非常に合理的な下半身トレーニング
強い力を生む最重要ポイントは「尻」だった!
階段は「尻を使って」上がれば疲れない
階段上がりでトレーニング界の盲点「腸腰筋」が鍛えられる
一流の人は「なぜ」にこだわる
Posted by ブクログ
0回以上できる筋トレは時間の無駄
フォームが狂えば意味がない。フォームの維持を徹底する。
腕立て伏せは地面を押す。
自重トレは負荷に限界がある。
筋トレでは脂肪は減らない。糖分が使われる
腹筋を割るのは、食事80%、有酸素20%、筋トレはプラスアルファ。
腹筋は固めるものではなくしなやかにするもの。
プランクは固めて姿勢保持を目的としたもの。リハビリのために考案された
腹筋と同時に腰背部の両方を鍛える。腰のそり過ぎを防止。
腹筋
頭を曲げない。胸から起こす。むしろシットアップのほうがロジカル
腹斜筋
横を向いてから起き上がる。起き上がって横を向いても駄目
レッグツイスト
足がずれないようにお尻ごとひねる
デッドリフト
腰を反らさない、丸めない。頭背中腰のラインを一直線にする。腹筋に力を入れる。デッドリフトは腰ではなくお尻(股関節)を動かす。
腕の太いピッチャーはいない。肩回り、背中の筋肉、肩甲骨廻り、体幹、尻、足を鍛える。
上半身の筋肉は僧帽筋と肩甲骨
肩甲骨の感動範囲が広ければタメが作られる。
プッシュアップ
お尻が下がると腕の曲げ伸ばしにしかならない。腹筋に力を入れる。
チェストプレス
肩を押し付けたまま。遠くへ出さない。
ラットプルダウン
肩甲骨を下げる。バーの端を握る。首を長くしたまま。
足腰を鍛えるのは、地面を強く推せるようになるため。
地面から反力をもらう。
下半身を強く止める=上半身が早く動く。
四股と鉄砲は理にかなっている。四股は片足で地面を押すこと。
股関節は可動域が大きい。尻を鍛える。
ケツで押し込むことが下半身のキホン。地面を踏み込むトレーニングで尻が鍛えられる。
階段はつま先で登らない。カカトで登る。
尻で上がる、と腸腰筋も鍛えられる。足を引き上げる、より足を下へ踏み込んで上がる。
ロジカル筋トレの極意は、足腰で地面を押し込むこと。
スクワット
地面を押し込むことを意識。体の中心軸に沿って沈める。お尻を突き出すと大殿筋に負荷がかかる。
ランジ
地面押し込み運動。前かがみにならない。まっすぐ下す
レッグプレス
お尻をシートから離さない。
Posted by ブクログ
なぜ自分がジムに行くのか見失ってた。その方向に合うようにトレーニングを行う。足は尻、階段は踵で上がる。クランチは上半身を、ツイストクランチは曲げた状態から。
Posted by ブクログ
この本の中の「足腰で地面を力強く押すこと」の言葉には、目からウロコが落ちる感覚があった。
また、全編に渡って「なぜそれをやるのか」を常に考える思考はすべてにおいて役に立つことだと思う。
オススメです。
Posted by ブクログ
筋トレは回数ではなくフォームが大切。なぜこの筋トレをするのかの意識が大事。ロジカルに考えましょう。The reason why?は筋トレだけではなくビジネスにも大事。
Posted by ブクログ
ロジカルな考え方は、筋トレだけではなく仕事やそのほかにも役に立つんだという主張。まぁ、確かに闇雲に回数をこなしてもダメだと思うし、フォームが大事なんだということは、これまでに見てきたメトロンブログやきんにくんも、坂詰さんという人もみんな言ってることだから、やっぱり大事なんだろうな。
今俺が、筋トレをしているのは、見た目もあるし、ひいては将来いつまでも自分の脚で歩きたいし、行きたいところに行けるようにしたいから、なのだから、それを叶えるためには、何をどうやれば良いのか、自分で考え、結果を少しでも目に見える形で早く出したい。
今のところは、正月から全然下がらない体脂肪。有酸素も大事だとは思うんだけど、何せ坐骨神経痛が…早くこれも治したいよな。
Posted by ブクログ
大リーグの菊池雄星投手も実践したという、精神論を排除してロジカルに行う筋トレについて解説された一冊。「これをこのようにやったらどこにどの筋肉がつく」といった感じでなんとなくではなく、論理的にロジカルに考えながら筋トレする方法が解説される。クランチ、スクワッド、プッシュアップ、レッグプレスまで上半身~下半身まで、各箇所の鍛え方が細かく説明されている。特に誰に教わることなく筋トレをしていて、効果が出ていない人にオススメ
Posted by ブクログ
私はジムに通っていないので、マシン関係の解説は読み飛ばしたが、基本的な考え方は吸収できた。
要は目的に合わせてフォームを意識する、その行為の根拠を明確化することである。
ただし、難点は私のような非ジム派で、特定の球技のパフォーマンスを高めたい場合に、具体的にどうトレーニングをすればいいのか分からないことである。
ジムに行って知り合いからトレーナーを紹介してもらい、短期間でノウハウを習得するのが現実解か?!
Posted by ブクログ
ひと頃流行ったタイトルをもじって「間違いだらけの筋トレ」とするべき内容であり、なんちゃってトレーナーが通り一遍の指導をするだけのジムを糾弾し、あるべきトレーニング姿勢と正しいやり方を解説する。ロジカルとか超合理的とか大げさに言うほどでもないと思ったが、自体重トレを重視する当方にもタメになるいくつかはありました。