【感想・ネタバレ】探究する精神 職業としての基礎科学のレビュー

あらすじ

自然界の真理の発見を目的とする基礎科学は、応用科学と比べて「役に立たない研究」と言われる。しかし歴史上、人類に大きな恩恵をもたらした発見の多くが、一見すると役に立たない研究から生まれている。そしてそのような真に価値ある研究の原動力となるのが、自分が面白いと思うことを真剣に考え抜く「探究心」だ――世界で活躍する物理学者が、少年時代の本との出会いから武者修行の日々、若手研究者の育成にも尽力する現在までの半生を振り返る。これから学問を志す人、生涯学び続けたいすべての人に贈る一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

全体としては色々勉強になった。前半は著者の幼少期いかに天才的な子どもであったかみたいな少々自慢とも取られかねない記述が続くので、人によってはチクチクするかもしれない。後半に行くにつれて著者の研究とか人間関係への姿勢とか、参考文献なども色々出てくるので色々参考になることが多くなる。すごくいい本なんだけど個人的には進路選択のところで東大も行けたけどあえて京大にしましたみたいな記述は余計だと思った。十分優秀な人なんだから別にあえて東大を引き合いに出す必要なかった気がする。

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2021年06月05日

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