あらすじ
東京都港区には、日本でただ一つの、「日本手話」を第一言語とした教育を行うろう学校がある。その名は「明晴学園」。2017年の春、この学校の子どもたちを主人公にしたドキュメンタリーを撮影するために、一人のTVディレクターがこの学校を訪れた。実は彼女も難聴者だ。聞こえる人と共に仕事をするなかで、様々な葛藤を抱えていた。「「共に生きる」はきれいごと?」「私は社会のお荷物?」。難聴のディレクターが手話で学ぶ子どもたちの姿を通して日本社会の現実と未来を見つめた、一年間の記録。
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Posted by ブクログ
日本で唯一日本手話で学べる学校を取材したのは難聴のディレクターだった。
【瞬読72冊目毎分7000文字】
瞬読会員、アサカツメンバーの河上さんお薦めの本。
ETV特集「静かでにぎやかな世界」制作日記。
子供たちは手でしゃべる。
「世界は一つなのに学校を出ると分かれてる。ふしぎ」
音がなくて番組として成り立つか?ナレーションは入れるか?→感情は表情に現れる。手話はわからなくても感情は読める。通訳のタイムラグなく表情を取ることができた(カメラマン)
「聞こえるようになる薬があったら飲みますか?」
☆色々な意見が出たが、驚く答えが多かった。
ここはサンクチュアリ。外に出たら障害がたくさんある。
☆一つ一つを共に解消していく努力をしていく必要があると感じた。